Facebook,800前後のページやアカウントを削除

世界的に有名な大手SNSのFacebook(フェイスブック)が、アメリカの中間選挙を前に、詐欺や不正行為があるとみられるページやアカウントを削除したことが明らかになりました。
その総数は800に及ぶとのこと。

Facebookは、同社のルールに違反しているページ559件とアカウント251件を削除した
それらのアカウントの一部は政治討論フォーラムに見せかけたアドファーム

 Facebookでサイバーセキュリティ対策の責任者を務めるNathaniel Gleicher氏と製品マネージャーのOscar Rodriguez氏は次のように述べています。

「Facebookでわれわれが目にする虚偽の活動の大部分は、概して政治ではなく金銭を動機とするスパムだ。その背後にいる者たちは、われわれの対策強化に合わせて自らの行動を適応させている」

今回の削除対処は、アメリカ中間選挙を意識しているといわれています。

共和党議員やトランプ米大統領は、FacebookやTwitterなどのSNSに批判的。

「シャドーバンニング(本人には気づかれないように、意図的に他の人が投稿を発見できないようにすること)などの政治思想による差別を行っている」として、眉をひそめています。

ただ、今回は、「マジメな」サイトも削除してしまったようで、

削除されたアカウントには、310万人を超えるフォロワーを擁するRight Wing Newsなどの保守系ニュースサイトや、ResistanceやReverb Pressなどの左派グループなどのものがあった

Bitcoin.comでは、このFacebookの対処について、次のように言及しています。

「フェイスブックは中間選挙を直前に控えたこのタイミングで既存の体制に異を唱えたり無政府主義者のページを対象にしているようだ」

ただ、Facebookによれば、「削除対象はあくまで米国内。ロシアなど海外からの介入ではない」としています。

ロジャー・バー「非中央集権的なプラットフォームの普及のきっかけになるかも」

ページやアカウントを詐欺でもないのに削除された団体関係者からは怒りの声が上がっています。

その一方、今回のFacebookの対処を好意的にみる人も。その一人が、ビットコインキャッシュ支持者として知られるロジャー・バー氏。

同氏は先日、ビットコインキャッシュ基軸の取引所開設計画で話題になりました▼

バー氏は次のように述べています。

世界最大のソーシャルメディアが政治スピーチを抑制する動きだ
もしかしたら中央管理者による検閲のないビットコインキャッシュ・ネットワークのようなプラットフォームが普及するきっかけになるかもしれない

さらに、バー氏が運営する先述のBitcoin.comでは、中央集権的なFacebookに代わる非中央集権的・ブロックチェーンベースのSNSサイトを紹介。

ビットコインキャッシュのブロックチェーン上で立ち上げられたMemoやMatter

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鈴木まゆ子 / 577 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。