韓国「K-POPの才能発掘にブロックチェーンを」

アイドルや音楽などといったエンターテインメント分野とブロックチェーンは一見関係がないように見えます。

しかし、ブロックチェーンの透明性の高さや改ざん耐性から、この仕組みを活用して才能あるアイドルやミュージシャンを発掘しようとする動きがあります。

世界にエンターテインメントプラットフォームを持つ韓国拠点のZ-POPドリームプロジェクト(Z-POPドリーム)が、イーサリアムベースのブロックチェーンで次の音楽シーンを担う才能を発掘するのに活用しようとしています。

同社曰く、Z-POPはイーサリアムベースのブロックチェーンを活用し、ファンたちがより透明性の高い表彰式やオーディションでホントに好きな芸能人に投票できるようにするつもりだとのこと。

Z-POP will use the Ethereum blockchain to enable fans to vote for their favorite entertainers in award ceremonies and auditions with more transparency, the company said.

同プロジェクトは才能を発掘・育成するのとともに、ファンたちがその才能をサポートし世界的なスターに育てるのを後押しするものになりそうだ

The project will discover and nurture talent, empower fans to support talent and develop talent into global stars.

同社は「スター作り」プラットフォームを構築する予定だ。そのプラットフォームはZ-POPドリームオーディションが行われる10の地域を含む。この10の地域とはすなわち、韓国、香港、日本、フィリピン、インド、インドネシア、ベトナム、マレーシア、台湾そしてシンガポールだ。

The company plans to establish a “Star creation” platform that will include the Z-POP Dream Audition in 10 regions: Korea, Hong Kong, Japan, the Philippines, India, Indonesia, Vietnam, Malaysia, Taiwan and Singapore.

”不正”投票が頻発する芸能界

アイドル育成はプロダクションにとってある意味”賭け”。
お金をかけた割には芽吹かない、リターンも得られない…ということになりかねません。

そこで今は、アイドルやミュージシャンの発掘・育成のメインは、オーディションや投票となっています。だからこそ”ファン”の存在は必須。

しかし、思うように人気が得られないければアイドル希望者にとっては困りもの。

ここで問題になるのが”不正”です。

2016年春、ゲーム「アイドルマスター」シリーズの韓国実写ドラマ「THE IDOLM@STER.KR」(関連記事)の出演者を決めるオーディションで、不正が発覚した2人が退場を迫られる事態となりました。

THE IDOLM@STER.KR」の事務局はすでに、不正投票を行った2人の名前を投票から除外、ビデオと写真もすべて削除したとのことです。

投票受付を開始したのが4月29日、この発表が5月2日なので、わずか4日後のことでした。

また、投票そのものが”出来レース”と疑われることもあります。

韓国Mnet「アイドル学校」が終了後も有料文字メッセージ(ムンチャ)投票に関連した疑惑への余波が続いている。
イ・ヘインのファンらはMnet側が放送で公開した投票数が実際のDC Inside(ディーシーインサイド)の投票認証数と一致していないと指摘
ファンらは「DC Insideの特性上、約5100件の文字メッセージのうち2400件が重複・操作であり、DC Insideを除いた場所では誰もイ・ヘインに投票していないという結果は常識的にありえない。また、放送局の誤った集計であることを認証資料で確認した。既に自主的に重複、エラー、虚偽検証作業も終えた状態」と説明

このような「不正」を防ぎ、誰にとってもフェアなアイドル発掘にブロックチェーンが活用できると期待されています。

トークンエコノミーでアイドル市場を形成、ICOも

また、同プロジェクトはICOも検討している模様です。

同プロジェクトはまた、10月初旬にもICOを行うとしています。このICOは商品販売やコンサートチケットやイベント参加などといった収益をトークン化することで世界的にマネタイズできるプラットフォームを開発できるインフラのためのものです。

The project has announced an initial token offering, beginning in October, to support the infrastructure, which will also develop a global monetization platform that will tokenize revenue through merchandise, concert tickets and admission to events.

トークンエコノミーをうまく活用できれば、ファンへの還元やアイドル育成を効率よく行えるようになるだけでなく、貢献度の高いファンとアイドルをつなげることも可能になるかもしれません。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。