1円玉出番の激減___背景には「電子決済の浸透」

1円玉の出番が減っています。

直接的な原因としては、劣化した1円玉を中央銀行が回収し、さらに政府が流通用の1円玉の製造を中止したことにあります。

ただ、本当の原因はそこではありません。

電子マネーやクレジットカード決済が着実に浸透しているからです。

現金主義だった日本の経済でも、キャッシュレス社会はすぐそこに到来しています。

日銀によると、2017年の1円玉の流通量は378億枚。ピークを付けた02年の410億枚から8%減少した。
これに対し、電子マネーの決済額は年々増え、16年に5兆円を突破。日銀が調査を始めた08年の約7倍に膨らんだ。

知っている人は知っているかもしれません。
実は1円玉は「作れば作るほど赤字」になるシステム。

世界一の累積債務国である日本にとっては「余計なコストは削減したい」のが本音。

それもあり、政府としてもキャッシュレス化をどんどん推し進めたいとしています。

現金決済に伴う輸送・保管コストなどを減らすため、政府が15年で18%のキャッシュレス決済比率を25年に40%に引き上げる計画を打ち出した

また、インドでは過去、マネーロンダリング対策を理由に高額紙幣を廃止。
さらに、法定紙幣の発行コストへの懸念から、現在、中央銀行によるデジタル通貨(独自仮想通貨)の発行が検討されています。

日本も、同じ波にのるかもしれません。

突然”キャッシュレス”になっても不思議と慌てない日本人

いまだに現金で決済する人が多い日本ですが、実際「うわ!しまった!」お財布忘れた!」となっても案外困らないようです。

土曜日は大阪に出張だったのですが、

ななんと!

財布を忘れたサザエさん状態になり、

しかもそれは出発前の空港で。。
よっしゃーそれじゃあ

大阪二日間をどこまで財布無しで乗り切るか?

現金なしチャレンジ!を敢行!
伊丹空港~難波までSuicaで行けて、

晩御飯はSuicaについたビザカードで支払い
コンビニで飲み物をスマホのQuickpayで支払い、

唯一ランチのみ現金。
空港飯のトン汁はスマホのQuickpayで支払い、

羽田から品川まではSuicaで帰途につきました。
じつは二日間で現金使ったのは

餃子の王将ランチ700円のみでした。

(スタッフに頭下げて借りました)
すーーげーーーーーー!

ほんとにキャッシュレスだった!(;゚Д゚)

こういう話は実はめずらしいことではありません。

今日家出るとき財布忘れてオーマイガー!となっていたけどスイカとスマホでどうにかなった、という話はよく聞きます。

現金を握りしめているのは私たちのイメージだけなのかもしれません。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 2632 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。