韓国Terra(テラ)、バイナンスなどから35億円の資金調達に成功

「仮想通貨が決済手段?うそだろ?あんな価格変動が激しいものを一体だれが使うんだよ?」
「仮想通貨は安全資産にはなるかもしれないけど決済はありえない」
「ただの投機だろ」

仮想通貨の話題になるとき、ファンでない限り必ず言われるのが上記の言葉のどれかです。

ただ、元々の構想は「組織や国を通さない決済手段」でした。

ボラティリティという弊害に着目したスタートアップたちが、今、その「元々の構想」を実現しようとしています。

韓国のスタートアップTerra(テラ)に、世界の仮想通貨業界の投資家たちの注目が集まっています。

その事業内容が、仮想通貨が「投機」だけでなく「決済」として一気に普及するのではないか、と期待を高めるものだからです。

そのテラは、先日29日、自社事業のための大規模な資金調達に成功したことを発表しました。

その金額は3200万ドル。日本円にしておよそ35億円に相当します。

資金調達先はいずれも世界大手の仮想通貨取引所関連▼

世界有数の仮想通貨取引所の投資ファンドであるバイナンス・ラボ、フォビ・キャピタル、OKEx、ドゥナム&パートナーズ(ドゥナムはアップビットの運営会社)など

また、すでに事業提携なども進んでいます。

すでに大手eコマース15社と提携。合わせて250億ドルほどの取引高がある
「テラ・アライアンス」には韓国の大手ソーシャルコマース社の「チケットモンスター(Ticketmonster)」などが参加しており、ネット決済に仮想通貨が多いに使われることが可能となる

Terra(テラ)とはどんな会社?

仮想通貨の激しい価格変動の問題を解決し、実際に利用者が仮想通貨で決済をすることができるようにしようというのが同プロジェクトの目的。

同社は中国の決済サービス大手「アリペイ」のブロックチェーン版とも言われています。

ただ、アリペイと違うのは、法定通貨ではなく仮想通貨で決済をスピーディにしようという点です。

テラは、独自トークンを使った決済を可能にすることで既存の決済システムの補完を目指している。
小売店にとっては大手クレジットカードより手数料が安く、消費者にとってはトークンを使う事で割引など特典が得られる

そして、今回調達した多額の資金は、自社でのステーブルコインの開発に充てるとのこと。

ステーブルコインとは、日本円やドルなどといった法定通貨と価格が連動するタイプの仮想通貨のことです。
通常の仮想通貨と異なり、ボラティリティが抑えられるため、決済手段としての効果と普及が期待されています。

なお、ステーブルコインとしては、ドルと連動のテザー(USDT)がよく知られています。

また、先日発表されたリヒテンシュタインの独自仮想通貨も”ステーブルコイン”です▼

共同創設者シン氏「利用者が集まったらプロトコルを公開する」

テラの共同創設者であるダニエル・シン氏は、先述のチケットモンスターの創業者でもあります。同氏はテッククランチのインタビューで次のように明言しています。

「多くのプロジェクトは普及する前に開発者にプロトコルを公開する」とした上で、「利用者が数千万人集まったら我々も公開する」

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出典:http://line.me

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 9621 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。