仮想通貨DASHが高騰

仮想通貨ダッシュ(DASH)の価格が高騰しています。

8月26日まで日本円で15000円台だったのが、27日になり、一気に20000円を突破しました。

背景には「ベネズエラのハイパーインフレ」

この背景には、ベネズエラでの大幅なデノミ、100万パーセントにもなろうかというハイパーインフレが背景にあります。

法定通貨の切り替えにより「ボリバル・ソベラノ」が導入され、その新法定通貨と連動するとされた独自仮想通貨ペトロが大々的にベネズエラ政府により発表されました。

しかし国民は誰も信用せず。国外に逃げようという動きもかなり出ており、逃避先のブラジルなどで現地民とトラブルにもなっているようです。

そして、新法定通貨も独自仮想通貨も一切信用しないベネズエラ国民は、民間の仮想通貨に飛びついています。

かつてはビットコインやイーサリアムが人気でしたが、今はダッシュが大人気。

2017年末以降、ビットコインの決済にかかる時間は20分から1時間でイーサリアムは平均4.49分である一方、ダッシュは平均2分30秒しかかからない

日本でのカード決済やSuica決済などを振り返ってみて実感することですが、決済は”瞬時”であることが命です。

コストの安さと決済のスピードがメリットの仮想通貨ですが、決済完了までに20分もかかるとなると使いたくなくなります。
5分ですら嫌です。

その点、ダッシュは(クレカやSuicaほどではないとしても)まだ決済が速いといえます。

そのため、▼

法定通貨への信用を無くしたベネズエラ人は、ショッピングや食事など普段とほぼ変わらないスピードで生活をするためにダッシュを重宝している

ダッシュのエコシステム搭載のスマホ登場やダッシュ決済できるカードが登場

ダッシュ高騰の背景はハイパーインフレによる需要増だけではなさそうです。▼

25日、ベネズエラの会議で仮想通貨ダッシュ(Dash)は格安スマホ会社クリプト・モバイル・コーポレーション(KRIP)との独占契約を発表
100ドル以下のスマートフォンを提供するKRIP社は、今後仮想通貨ダッシュをネイティブにサポートする端末をリリースすることになる
ダッシュのコミュニティ共に首都カラカスから始まります。カラカスではダッシュのエコシステムが拡大しています。
カルビン・クラインやサブウェイなどのブランドから地元のショップまでダッシュを受け入れる800以上のダッシュ加盟店で利用できます

また、ダッシュはカード決済コインになったりもしています▼

仮想通貨決済カード「ヒューズX(FuzeX)」は28日、仮想通貨「ダッシュ(DASH)」と業務提携を締結した
これにより、ヒューズXのカードでダッシュを活用した決済が可能

ヒューズXは、実際のクレジットカードで仮想通貨を決済できるようにするプロジェクトです。

ヒューズXの目的は、同プロジェクトのカード利用者が決済で使用する仮想通貨を決めた場合、すぐに店舗などで仮想通貨を活用した決済が可能になるようにすること。

通常のクレカ決済と同様に使えるけど、決済先が法定通貨ではなく仮想通貨、というわけです。

感想

感想

こういった人気ぶりを見ていると、日本の金融庁がダッシュをホワイトリストから除いたのが恨めしくなります。。

決済スピード速いんなら有用じゃん!
匿名性云々だけで限定しないでよー!キーッ( ゚Д゚)みたいなw

金融庁の調査や審査だけに頼らず、税制なども活用して規制していくのが本来ベターですしね。
今の規制では「ひたすらムチだけでアメなし」みたいな感じですし。

ダッシュが日本の取引所でも扱われるようになるといいんですけどね。。。

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すずきまゆこ / 1038 view

すずきまゆこ

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。