RBIの禁止令が実行されてもいまだ仮想通貨熱が冷めやらないインド

インドの中央銀行に当たるインド準備銀行(RBI)により銀行と個人・企業における仮想通貨取引が禁止されているインド。
実質的に仮想通貨取引所での取引が困難になったわけですが(法定通貨ルピーと交換できないため)、それでも、インド国民の仮想通貨熱は変わらないようです。

むしろ、相対取引などを通じて、仮想通貨の取引量は増している模様。

インドルピー(INR)とBTCのペア取引量は、RBIが仮想通貨取引禁止令を公表した4月7日の週と8月18日の週の間に、(OTC取引に対応している仮想通貨取引プラットフォームの)ローカルビットコインで増加した。

Trading volumes in both the Indian rupee (INR) and BTC increased on Localbitcoins between the week of April 7, when the RBI issued its circular, and the week of August 18.

INR取引量は、6800万ルピー(約974,561米ドル)から8500万ルピー(約1,218,201米ドル)となりました。取引されたBTCの数は、150BTCから184BTC に約23%増加した。

The INR trading volume increased 25 percent, from 68 million rupees (~US$974,561) to 85 million rupees (~$1,218,201). The number of BTC traded increased about 23 percent from 150 BTC to 184 BTC.

こういった取引はTelegramなどの秘密性の高いSNSを活用して行われているようです。

仮想通貨の”エスクローP2Pサービス”が増加

また、こういった状況に対応するかのように仮想通貨同士のP2Pのエスクローサービスが増えている模様。

ムンバイに拠点を置くKoinexでは、インドの仮想通貨トレーダー向けのP2P交換オプションの増加しており、BTC、ETH、XRPの取引のためのLoopと呼ばれる交換エスクローP2Pサービスを提供しています。

P2P Exchange Options Increasing for Crypto Traders in IndiaThe Mumbai-based Koinex is offering an exchange-escrowed P2P service called Loop for the trading of BTC, ETH, and XRP.

エスクローサービスとは

エスクローサービスとは

エスクローとは、取引の際に信頼の置ける第三者を仲介させ、取引の安全を図る取引のことです。
最近、ガチホ組の資産運用として仮想通貨レンディングが流行っていますが、こちらもエスクローだと言えます。

Koinexの同サービスでは、より安全で安心な取引ができるよう、次の機能が備わっています。

・ユーザー格付けメカニズム
・売り手の取消オプション
・リスティングの変更
・動的価格設定
・陳腐化リストの洗い替え機能
・プラットフォーム上の真の正当な取引のみに対する保証機能

創業者兼CEOのRahul Rajは、「Loopの買い手と売り手は、(マーケットプレイスのように)独自のリスティングを作成したり、既存のリスティングを探索してベストトレードを選ぶことができる」とInc42に説明した。

Founder and CEO Rahul Raj explained to Inc42 that “buyers and sellers on Loop can create their own listings (like a marketplace) or explore existing listings to choose their best trades.”

同CEOは次のようにも語っています。

「まだ初期の段階ですが、Loopはインドの貿易共同体によって非常に受け入れられており、毎日牽引力が増しています。」

“while it’s still early days, Loop has been very well received by the Indian trading community and we are seeing increasing traction every day,”

この他、取引の際USDT(テザーのステイブルコイン)を用いるエスクローサービスなども出てきているようです。

詐欺の懸念も

ただ、どのP2P取引サービスも信用がおけるとも限りません。

仮想通貨取引所 Bitbns も、最近、P2Pの仮想通貨相対取引サービスを開始しました。
ここでは、取引照合の高速化を図るために、インセンティブ方式を設けています。

私たちは、預金者の希望に応じてお金を預けることができるオプションを導入しました。

チップは、0.1%、すなわち0.1%、0.2%、0.3%などの取引金額の1%までの金種であれば何でもよい

We have introduced an option that allows withdrawers to tip depositors as per their wish. The tip could be anything in the denominations of 0.1 i.e 0%, 0.1%, 0.2%, 0.3%, and so on up to 1% of the transaction amount.

ただ、こちらは「預ける」方式であるはずが、「預金引き出しができない」としてソーシャルメディアでユーザーが不満を募らせているそう。

また一部の人たちからは、Bitbnsのなりすましをした連中がテレグラムの取引グループを狙った詐欺だという声が上がっています。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。