金持ち父さん「仮想通貨が米ドルに取って代わる」|FRBの金融緩和策を”バブルの前兆”と批判、日本も他人事ではない | 仮想通貨まとめ

”金持ち父さん”ロバート・キヨサキ氏、「金融市場はいずれ暴落する」

「金持ち父さん貧乏父さん」の著書で一生を風靡したロバート・キヨサキ氏。
同氏は仮想通貨擁護論者としても知られています。

キヨサキ氏は、6日、news.com.auのインタビューにて、「金融市場は暴落する」といった発言を行いました。

とりわけ言及したのは米国連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和。
これがバブルを作っていると指摘。
2000年の暴落の原因はドット・コム・バブル、2008年の暴落はサブプライムローンが原因だとしたうえで、次のようにコメントしました▼

次の暴落は、過去に類を見ないほど大規模なものになる。
いつになるかは分からないが、前触れは出ている

「ドルはすでに”フェイクマネー”」

さらに、1971年にニクソン大統領が金本位制をやめ、変動相場制になったことにより、「米ドルもフェイクマネーになった」としています。

問題は、米ドルが目に見えない存在になったことだ。だから好きなだけ印刷されてしまう。
一般人がするべきことは、オーストラリアの金やパースミントから銀を買うことだ。米ドルが下がれば、金が上がるだろう

金持ち父さん、4月に「仮想通貨が法定通貨に取って代わる」と発言

キヨサキ氏は4月、ラジオ番組に出演した際、3種類のお金について言及▼

その次に政府が発行する法定通貨、ドルや円、ユーロがある。
もう一つは、人民のお金である仮想通貨だ。

そして、次のように結論付けました▼

米ドルは詐欺だ。。。我々はドルの終わりを見ているところなのだ。私はそう思う。言いたいのはそういうことだ

the US dollar is a scam. . . . I think we’re watching the end of the dollar. That’s what I’m saying

ドルはいずれ、金や銀と仮想通貨に負けると思う

まとめ:日本の円も「フェイクマネー」

政府が紙幣を刷れば刷るほどインフレは風船のように膨らむ。そして最終的には景気後退につながるバブルを引き起こす

the government’s printing of more money is causing inflation to balloon and will ultimately cause a bubble leading to a economic downturn.

キヨサキ氏は米国に住んでいるので、言及先は米ドルとなったにすぎません。

米ドルがフェイクマネーだとするなら、日本円もフェイクマネーでしょう。
Scamというなら、日本円のほうがよりその傾向は強いかもしれません。

1000兆円超もの債務がありながら、金融緩和で市場にお金をじゃぶじゃぶ流しているのです。
しかし、その結果、目標として掲げられた「物価上昇率2%」が達成されることはなく(というより、財務省が身の丈に合わない目標を掲げ、かつ最初から政治の場で補正予算が組まれてしまったことで)むしろ財政が悪化する結果になりました。

そして今年4月、「匙を投げる」かのような現象も▼

日本銀行は(4月)27日の金融政策決定会合で新たな経済・物価見通しを示し、「物価上昇率2%」の目標達成時期について、「2019年度ごろ」としてきた表現を削除した。
再度の達成時期先送りは避けられなくなり、結果として2%の達成時期を明確に示すことをやめたとみられる。

現在の財政状況、金融政策、そして日銀の”変わり身”から、日本円ももはやフェイクマネーと化しているように感じられてなりません。

日本円が紙くずと化した時、ゴールドなどの実物資産だけでなく、仮想通貨のようなデジタル資産が、生きる術になる可能性は高いのです。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。