最近増えてきた仮想通貨”レンディング”

最近増えてきた仮想通貨”レンディング”

仮想通貨の投資というと”トレーディング”がイメージされやすいもの。

しかし最近”レンディング”というスタイルで仮想通貨を殖やそうという人も出てきました。

レンディングとは「(資産を)貸す」こと。仮想通貨でいうならば、取引所に預け、金利で増やすことを意味します。

今回は、仮想通貨レンディングのメリット・デメリットについてご紹介します。

あらためまして「仮想通貨レンディングとは」

レンディングとは、自分の資金を取引所に貸し出すことで、年間5%程度の金利を得る方法

もう少し具体的に言うと、▼

「貸したい人(レンディングしたい人)」が「取引所」に仮想通貨を預け、「借りたい人」が「取引所」から仮想通貨を借りる

つまり、仮想通貨を直接取引所に貸すわけではありません。
取引所は自身で仮想通貨を保有しています(販売所で売る用)。
ここで投資家に仮想通貨を貸してもらっても、特段メリットはありません。

しかし、”仲介”するなら話は別。

そして、「仮想通貨を貸してほしい人も」います。

それは、レバレッジ取引(FX取引)をする人です。

レバレッジ取引では何倍ものレバレッジをかけることができるので、何倍もの資金が必要となり取引所から日本円を借りなければいけません。

金利を受け取れる理由は、まさにレバレッジ取引のおかげ。つまり▼

金利を受け取ることができる理由は、自分の資金がショートを行うトレーダーに提供されることで取引の流動性を担保することになるから

そのため、貸す人・取引所・借りる人のそれぞれのポジションや特徴などを整理すると次のようになります。

「借りたい人」
レバレッジ取引をするために、取引所に日本円を借り、その分の利子を取引所に支払う

「貸したい人(レンディングしたい人)」
仮想通貨を取引所に貸し出し、その期間分の利子を受け取る

「取引所」
上記両者の利子の差額分を利益として得ることができる

トレーディングとの違いとは

仮想通貨という資産を殖やす方法で一般的なのがトレーディングです。
では、トレーディングとレンディング、どう違うのでしょうか。

相対的には、次のように考えてよいのかもしれません▼

トレーディングはハイリスクハイリターン、レンディングはローリスクローリターン

仮想通貨レンディングに向いている人

そのため、トレーディングのように「利ザヤ稼ぎ」狙いの人以外でこういうタイプに向いているのではないかと言われています▼

トレーディングをしなくても預けるだけで仮想通貨を増やすことができるので仮想通貨をガチホしている方などに適した、新しい投資法
トレーディングスキルを必要としないので、トレーディングに自信のない方におすすめ

仮想通貨レンディングのメリット

では、仮想通貨レンディングのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

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鈴木まゆ子 / 5824 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。