韓国大手仮想通貨取引所ビッサム、一部仮想通貨の取引を再開

今年6月に大規模ハッキングの被害を受けていた韓国の大手仮想通貨取引所ビッサム。
昨日、ようやく仮想通貨の一部出入金を再開しました。

出入金の具体的な内容は次の通り▼

Bitcoin (BTC), Ethereum (ETH), Ripple (XRP), Ethereum Classic (ETC), Qtum (QTUM), Litecoin (LTC), Bitcoin Cash (BCH), Monero (XMR), Zcash (ZEC), and Mithrill (MITH)

ただし、他の25種類の仮想通貨については、当分、復活の兆しは見られそうにありません。

この”一部再開”について、ビッサムは自社のWebサイトにて次のようにコメントしています▼

一部の仮想通貨については、ビッサム市場での価格と標準的なマーケット価格との間に10%程度の大幅な価格差が見られます。こうした事情から、お客様の資産を保護する観点から、これらの仮想通貨の取引再開については見送った次第です。

Some cryptocurrencies with a significant price difference of about 10% between Bithumb market and standard market will be opted out in this round in view of protecting our customer’s asset.

さらに、▼

再開時間が少し遅れたのは、「より安定したサービス環境を提供する」ためと付け加えた

取引所口座にある顧客口座の預金も、取引中止の間は保留にされていましたが、今後、すべて返却される見通し。
口座そのものも、リニューアルされる模様です。

被害額を”下方修正”

また、ハッキングされた時の当初の被害額を、後日下方修正▼

ビッサムは、被害額の見積りを約1700万ドルに修正
これについてビッサムは、世界中の仮想通貨取引所と仮想通貨ファンデーションによる継続的なサポートや協力」によるものだとしており、またホットウォレットからコールドウォレットに仮想通貨を移したことが被害の拡大を防いだとしている。

ビッサムの”予断を許さない”状況は続く

ビッサムは今年6月、大規模なハッキング被害を受けました▼

この状況から少し先が見えてきたことについて、CNNでは次のように伝えられています。

KBAのセキュリティに関する審査に合格し、通常営業を段階的に再開する旨のアナウンスは、多くの市場関係者に対し、韓国の仮想通貨取引にポジティブな影響を与えるものとして受け止められることになるでしょう。

After passing the assessment and announcing its gradual return to regular operations, many hope that this will have a positive knock-on effect on crypto trading in South Korea.

だからといって、すべての課題がクリアになっているわけではありません。

「匿名口座がすべて解消されてはいない=マネーロンダリングの恐れ」
「セキュリティに不安がある」

といった理由で、提携先の銀行との契約更新が拒否されてしまいました▼

本格的に信頼を回復し、”一金融機関”としての取引所としての営業を再開するのはまだまだこれからだといえそうです。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 12016 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。