最近”仮想通貨関連ネタ”にやたらと登場するスターバックス

大手コーヒーチェーンであるスターバックスが、ここ最近仮想通貨関連の話題に頻繁に登場します。

アメリカの一部店舗で仮想通貨決済が可能になった他、先日はニューヨーク証券取引所の親会社が出資する仮想通貨プラットフォーム事業に参画する旨のニュースが流れました。

▼仮想通貨決済アプリでスタバコーヒーを”お試し”で仮想通貨で買えるようになりました▼

▼NYSE(ニューヨーク証券取引所)の親会社ICEが仮想通貨取引関連子会社を設立、そのビジネスにスタバも関与している件▼

このNYSEのニュースの際、スタバのパートナーシップと決済ビジネス担当の副社長であるMaria Smithは次のようにコメントしています▼

最大の小売業者として、スターバックスは、消費者が実用でき、かつ信頼し、そして規制が整っているアプリケーションを開発し、スタバで決済すべくデジタル資産(仮想通貨)をUSドルに変換できるようにする場面において重要な役割を果たすことになるでしょう。

”As the flagship retailer, Starbucks will play a pivotal role in developing practical, trusted and regulated applications for consumers to convert their digital assets into US dollars for use at Starbucks,”

ちょっと前まで、仮想通貨の話題には(たまには出てきていたけど)それほどメジャーではなかったスターバックスというキーワード。

なぜこのように、急に頻出するようになったのでしょうか。

6月下旬、”アンチ仮想通貨”のスタバ創業者がCEO引退

やたらとスタバが仮想通貨ニュースに登場する理由は定かではありません。

が、もしかしたら、6月下旬に起きた”ある出来事”が影響しているのかもしれません。

米スターバックスでは、同社を世界的なコーヒーチェーンに育て上げたハワード・シュルツ会長(64)が今月26日に退任していました。
大統領選に出るんじゃないかという噂については否定せず。

同氏は、「アンチ仮想通貨」派であることで知られています。

今年1月、「消費者へのデジタル通貨の普及」というテーマに関し、次のようにコメントしています▼▼

デジタル通貨が消費者に受け入れられると考えているが、それはビットコインとは限らない
仮想通貨とその基盤技術であるブロックチェーンが今後数年で消費者の間で普及するにつれ、スマートフォンによる支払いを早い段階から採用しているスターバックスがその立場を生かせるだろう
初の分散化されたデジタル通貨として2009年に登場したビットコインが存続するかどうかは確信が持てない

また、決算説明会にて、ブロックチェーンの話題にふれた理由については、▼

当社の将来と消費者行動の未来について熟慮する中で、ブロックチェーン技術から正当で信頼できるデジタル通貨が1つか2、3つ生まれると個人的には考えているからだ

一時、スタバも独自通貨の発行を考えているのではないかと噂されましたが、これも否定▼

スタバは、バーガーキングやコダックのような独自仮想通貨の導入を予定したことはない

Starbucks was not planning to introduce its own digital currency, as Burger King Russia and Kodak have done.

新CEOであるkevin johnsonについては、特段、仮想通貨に関する言及のニュースは見当たりません(筆者が気づいていないだけかもしれませんが)。

ただ、創業者のエネルギーは企業にとって絶大なもの。
起業以後、軌道に乗せるには必要なものですが、安定や次の変革の波に乗るには、害悪になることも珍しくありません。

見方を変えると、「創業者がずっとCEOとして企業にとどまっていることは、企業は次のフェーズ(安定や変革)のエネルギーを持てない」ことにつながる可能性があるのです。

スタバが”No, Bitcoin”からHello,Bitcoin”にスタンスを変更させたとするならば、その背景には少なからずCEOの交代があるとみてよいのではないかと感じます。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。