先日まで日本を熱くさせていたサッカーワールドカップ。
このとき、裏でサッカーW杯に関するオンライン賭博が行われ、決済に仮想通貨が使われていたことはすでにお伝えしました。▼

ただ、これは「ウラの世界」の話。

じゃ、「オモテの世界」は仮想通貨と無縁なのか、、、というとそうでもありません。

オモテの世界でも仮想通貨のブームはどうやら巻き起こっている様子です。

サッカー選手、次々と「独自仮想通貨」「ICO」を発表

もっとも注目を集めているのは、有名なサッカー選手自身が仮想通貨を立ち上げたり、あるいはICO(イニシャルコインオファリング)を行っているケースでしょう。

皆さんによく知られた選手が仮想通貨ビジネスにかかわることも少なくありません▼

ロドリゲス選手、独自トークン「JR10トークン」を発行

コロンビア代表チーム及びドイツのバイエル・ミュンヘンで活躍しているサッカー界のスター、ハメス・ロドリゲス選手が、JR10トークンという独自の仮想通貨を開始すると発表しました。

「JR10トークン」は5月27日(日)から、ブロックチェーンベースのICOプラットフォーム「SelfSell(セルフセル)」のアプリを経由して販売されています。

このトークンの目的は「ファンの交流」。ただ、プラスアルファの目的も。

「SelfShell」というアプリは、貧困層の若者の支援を目的としており、アプリ開発のCEOいわく、▼

若者に絶大な人気のあるロドリゲス選手の名前をもったトークンを用いることで、貧困層の支援につながるかもしれません。

ロナウジーニョ選手、「RSCoin」プロジェクト発表

また、ブラジル代表で知られるロナウジーニョ選手も、仮想通貨プロジェクト「RSCoin(ロナウジーニョ・サッカー・コイン)」を発表しました。

こちらは、サッカーそのものの興隆、とくにVRを活用したデジタルスタジアムの展開に狙いを定めている模様▼

仮想通貨プロジェクト「RSCoin」では、サッカー専門学校の設立や世界各地のアマチュアとの試合の開催などが計画されています
特に、ブロックチェーンやVR(仮想現実)など最先端の技術を活用したデジタルスタジアムの展開には多くの注目が集まっているようです。

デジタルスタジアムは3年以内にアジアや中東、欧米など世界300ヶ所に展開することを目標にしているとのこと

この他、日本の本田圭佑選手も独自仮想通貨「本田通貨」を発行するのではないか、と言われています。
自身が代表を務める企業で、優秀なプロダクトマネージャーを採用したとのことがTwitterで流れました。

サッカー選手で頭角を現した”次”は、仮想通貨やICOを通じて社会に貢献していくフェーズに移っていくものなのかもしれません。

チームの移籍に”仮想通貨”

また、選手のチーム移籍の際の移籍金の支払いがBTCで行われたケースもあります

トルコのアマチュアリーグに所属するハルヌスタスポルが、サッカー史上初めて仮想通貨のビットコインを使用して移籍金を支払った。
22歳のオマール・ファルク・キログルを獲得するにあたりビットコインで384.12ポンド(約6万円、レートは1月30日時点)相当、現金で2500トルコリラ(約7万2000円)を支払ったとのこと。

アーセナル、仮想通貨企業と提携

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鈴木まゆ子 / 999 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。