バンコール(Bancor/BNT)にハッキング

日本時間の7月10日午前5時過ぎ、仮想通貨交換アプリケーション・バンコール(Bancor)は、セキュリティ侵害による盗難被害に遭ったことを表明しました。盗まれたのは、1,200万ドル(約13億円)相当のイーサリアム(ETH)25,000枚を含む複数の仮想通貨です。バンコールは、システムの脆弱性が悪用されたと述べています。
現在、判明している詳細として、以下のようになります。
① スマートコントラクトをアップグレードするためのウォレットがハッキングされ、BNTトークンのコントラクトを通してETH(イーサ)が引き下ろされた
② 24,984 ETH(1250万ドル相当、約13億7500万円)
③ 229,356,645 NPXS(100万ドル相当、約1億1000万円)
④ 3,200,000 BNT(1000万ドル相当、約11億円)

ハッキングによるセキュリティ侵害

世界有数の分散型仮想通貨取引所バンコールは公式ツイッターでセキュリティー侵害を受けたことを明かした。ユーザーウォレットへの被害は無かったようだが、調査のため、一時同取引所のサービス機能のメンテナンスを行う。
バンコールはセキュリティ侵害を経験して、特定ウォレットのスマートコントラクトのアップデートが確認された(つまり盗難された)という。即座に、盗まれたBNTを凍結したと述べています。

しかし、ETHや他の盗まれたトークンについては凍結が不可能だという。チームは数10ヵ所の他の仮想通貨取引所の協力を得て、窃盗犯を追跡しています。現在は犯人にとって清算が困難な状況だという。バンコールは、情報を継続的に更新すると述べています。

バンコール(BNT)とは

流動性のリスクを抑えるため、バンコールプロトコルという技術により自動的に価格を決定する機能を持った通貨。 買い手と売り手の価格設定に左右されず一定の取引の流動性を確保できるため、このプラットフォーム上で発行されるトークンは比較的扱いやすいという特徴もある。 一方で、トークンの発行にはERC20トークンを裏付けておく必要があり、汎用性の低さが課題となっている。
バンコールは2017年にICOを実施して1億5300万ドルを調達したことで、最も成功したICOの1つとして有名になりました。

バンコールネットワークは分散型の流動性ネットワークで、任意のトークンを保持してバンコールのウェブまたはモバイルウォレットアプリを使って、中央管理者無しで他のトークンに変換できます。

分散型取引所もリスクがある

先日、イーサリアムのヴィタリック・ブテリン氏は中央集権的取引所の存在意義を強く否定し、分散型のほうが透明性が高いと見方となっていますが、この事件のように、分散型取引所にも重いセキュリティー課題がのしかかっていると言えるでしょう。

ハッキングの影響

ハッキングによる犯罪が増えることは、仮想通貨の信用を下落させる。
そして、リスクの割には、大金を稼げるというハッキングが認知されていくと、これからもレベルの高い犯罪が加速していく。

取引所のセキュリティー問題は、中央型取引所だけでなく、DEX(分散型取引所)でも同じように起こり始めたことは、仮想通貨の世界では、何が起こるかわからないということを感じさせる。
セキュリティ対策が最重要課題だ。仮想通貨取引所はハッカーよりもレベルの高い仕事が求められる。

ハッカーは単独で犯行を行うケースとは限らず、組織的な犯罪であることも想定される。法整備や、国家ぐるみで対策していく必要が増していると感じる。

バンコールがハッキングされ、総額20億円相当のトークンが盗難にあいました。分散型取引所は中央集権的取引所に比べてセキュリティが強いように感じていましたが、セキュリティ対策はなかなか難しいようですね・・・(^_^;)

ハッキングによる被害は、相場に影響を与えますし、仮想通貨全体の信用を大きく下落させることにもなります。取引所のセキュリティ対策、しっかり行ってほしいですね。

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仮想通貨ヲタク清水聖子

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