GMOが新たなマイニングマシンを発表しました。
従来モデルのminerB2が予定販売数に至ったため、新たなモデルB3を発表するに至ったとのこと。

1秒間で最大33兆回の計算(33テラハッシュ/秒)が可能
 「GMOマイナー B3」は7月2日よりWebサイトにて、こちらも前モデル同様Bitcoin、Bitcoin Cash、USドルでの支払いが可能で、グループ会社のスイス法人GMO-Z.com Switzerland AGからの販売となる

なお、従来モデル購入者については、希望者に「GMO マイナー B3」への無償アップグレードを予定しているとのこと。

また、アルゴリズムについては、▼

minerB3の特徴とは?

世界中でのハッシュレートの多少に応じて消費電力を調整する機能が備わっており、これにより収益の最大化が見込むことができます

今回のB3の最大の特徴としては、「収益最大化の自動調整機能」が備わっているという点です。マイニングは通常、膨大なエネルギーがかかるもの。
とはいえ、ハッシュレートが遅いのに、ムダに電気代がかかるのは誰でも嫌なものです。

ここに改良が加えられました。

今回、以前より開発を予定していたマイニング効率を高める機能である、最適なハッシュパワーと消費電力の調整を可能にする「ハッシュパワー最適化機能」を前倒しで開発
マイニング環境に応じて最大で33TH/sまで、最適なハッシュパワーを自動調整することが可能になった
最大パワー33TH/sでの消費電力は3,417W、1TH/sあたり103Wとなるが、ハッシュパワーを抑えることで「GMOマイナー B2」と同様の1,950W、1TH/sあたり81Wでの稼働も可能

ハッシュレートとは

ハッシュレートとは、マイニング(採掘)が行われる際の採掘速度のこと
ビットコインにおけるマイニングでは、およそ10分の間に世界中のマイナーが一斉に計算を行い、一つの答え探します。この時の1秒あたりの計算回数をハッシュレート(採掘速度)と言います。
単位としてhash/sが用いられ、例えば、1Mhash/sでは1秒間に1,000,000回計算が行われていることになります。

よくいう「ハッシュレートが高い」というのは、マイニングスピードが速いということ。その分、多くのマイナーがマイニングに参加していることをも意味します。

マイナーの多さは承認数の多さでもあり、結果としてマイニング対象のコインの信頼性が高いということにもつながります。

ハッシュレートの低さは取引承認数の低さでもあるため、取引が滞ることにつながりますし、また悪意あるマイナーによる51%攻撃のような事態を招くことにもつながりかねません。

じゃあハッシュレートがむやみに高ければいいかというとそうでもなく、一般ユーザーが参加しにくくなる(コストなどの問題で)上、コストをかけるだけの余裕のある大手マイニング企業の寡占状態になり、結果、非中央集権的システムであるはずの仮想通貨のマイニングが、中央集権的になる懸念につながります。

また、この収益最大化の自動機能以外にも、▼

「GMOマイナー B2」に実装されている最大32台のデイジーチェーン接続機能や、ソフトウェアオンラインアップデート、オンラインによる稼働状況監視機能、温度センサ搭載による温度異常を検知してハッシュスピードを自動調整するオーバーヒート防止機能、そのほかの付加サービスは、すべて踏襲されている

minerB2はコストパフォーマンスのよさから、巷のマイナーの間ではかなりの評判だった模様です。
minerB3についても、収益最大化などいった機能が既存機能にプラスされているのならば、より効率よくマイニングを行うのに向いたマイニング機器だといえるのかもしれません。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。