米大手金融SIG(サスケハナ)、仮想通貨トレーディングに着手

米国の大手金融企業のサスケハナ・インターナショナル・グループが、仮想通貨の取引に着手することになりました。ビットコイン(BTC)の先物取引からスタートするとのこと。

現在、サスケハナは顧客数500の小さなグループにデジタル通貨を提供する計画を立てており、将来的にはこのサービスを拡大させようとしている。
加えて、ビットコインや、イーサリアム(ETH)・ビットコインキャッシュ(BTC)といった他の仮想通貨の現物を顧客が売買できるようにする。

この仮想通貨に係る金融商品は米SECでは”証券”に該当。
そのため、サスケハナはライセンスを取得しました。

セキュリティに関しても、用心を欠かしません▼

プライベートキー(秘密鍵)は、サスケハナのコンピュータシステムと接続されないオフサイト設備にあるデバイスに保管されるため、ハッカーからの攻撃にもより抵抗力があると伝えられている

サスケハナ(Susquehanna International Group (SIG))とは

サスケハナ・インターナショナル・グループは日本ではあまり知られていません。
が、世界では伝統的な投資を扱う金融大手企業として認められています。

ペンシルバニア州のベラ・カヌイドに拠点を置き、世界最大の金融企業の一つとして知られており、株式やオプション取引、ETF(上場投資信託)といった金融サービスを手掛けています。

なぜ仮想通貨ビジネスに着手したのか

伝統的な金融業であるサスケハナがなぜ仮想通貨ビジネスに着手することになったか?

それは、仮想通貨取引所Geminiの動きにありました。

Geminiの運営者であるウィンクルボス兄弟がビットコインETFの計画に、サスケハナを誘ったのです。

ここから、サスケハナの仮想通貨への関心が高まりました。

ビットコインETFは最終的には米SECに拒否されました。そのため、パートナーシップは花開くことなく終わりました。が、SIG(サスケハナ)はその後も仮想通貨トレーダーを1名キープ、その結果、同社の新規ビジネスにつながりました。

Although the application was ultimately denied and the partnership never commenced, SIG retained a single crypto trader, allowing the company’s latest venture to bloom.

株式非公開のサスケハナは過去2年に渡り、非公開取引における仮想通貨の売買のための取引デスクを構築した

SIG「仮想通貨の流れは”永遠に”なくならない」

サスケハナのデジタル資産グループの責任者は仮想通貨はネットでのデジタル決済など幅広い用途があるとの見解。
次のように述べています。

「我々は、こうしたテクノロジーやアセットクラスが、金融サービスの様々な側面を変えていくと信じている。また、この流れは永遠に無くならないと考えている」

すでにアメリカでは仮想通貨の先物取引は始まっています▼

すでに金融の分野での投資ノウハウを持つ大手企業が仮想通貨に着手すれば、一気に裾野が広がることにつながります。
仮想通貨関連の多様な金融商品をクライアントに提供するだけのリソースを持っているからです。

さまざまな形で仮想通貨が広まりつつあります。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 12007 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター・心理セラピスト。


仮想通貨は現時点(2017年)では投資(というより投機)の手段として着目されています。
しかし、その基礎技術であるブロックチェーンを含め、今後AIとともに、人間の未来をより効率的に、かつ安心できる社会にしていく可能性のあるものではないかと思っています。

個人だけでなく、国としても注目のアイテムなのが仮想通貨です。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問についてお伝えしたいなと考えています。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。