サンタンデール銀行、国際送金アプリ@ブロックチェーンをリリース

サンタンデール銀行、国際送金アプリ@ブロックチェーンをリリース

サンタンデール銀行が、4月13日から、ブロックチェーン技術を活用した国際送金アプリ「One Pay FX」が実用化されます。
実用化されるのは、イギリス、ポーランド、スペイン、ブラジルの4か国。
国際送金でブロックチェーンが実用化されるのは今回が初めてです。

▼そういえば最近のRipple価格上昇にはこれが背景にあるようですね▼

導入発表後、サンタンデール銀行の株価上昇

サービス開始を発表した12日にサンタンデール銀の株価は0.4%値上がりし、13日は現時点で前日終値を2%ほど上回って推移している。
Rippleの技術導入に期待があるからこその「株価上昇」

Rippleの技術導入に期待があるからこその「株価上昇」

ちなみに、サンタンデール銀行のリップルの技術活用の発表時点でXRPの価格は上昇。

大手金融機関を中心とした仮想通貨技術の活用は、仮想通貨のインフラ導入への期待だけでなく、金融機関の基幹業務の効率化への期待をも表しています。

ということは、仮想通貨技術は今後の基盤技術のひとつになっていく可能性の高さをも示しています。

活用の軸はRippleのxCurrent

「One Pay FX」は、Rippleのネットワーク4製品の中の1つxCurrentを利用する。
xCurrentは、数分で国際送金すること目指して、現在銀行やその他の金融機関が活用を試している法人向けソフトウェアソリューション。ちなみにxCurrentは、リップルのトークンであるXRPを使わないタイプ。

XCurrentは銀行間をつなぐRippleのプロダクト

Rippleが公表しているプロダクトは4つあります。
「ripplenet」「xRapid」「xVia」、そして「xCurrent」です。
xCurrentを銀行向けに、xRapidを送金業者向けに、xViaを一般の会社向けに、、というものです。
ripplenetというネットワークを通じて、それぞれのプロダクトがネットワークにつながれた者同士の取引を完結させます。

Ripple: Real-Time Cross-Border Transactions - YouTube

出典:YouTube

xCurrentはその送金におけるプロセス全の可視化を実現して、Interledger Protocol (ILP)技術を用いることにより、それぞれの金融機関が持つプロトコルと接続することが可能となります。
これにより銀行間でのリアルタイムメッセージングが可能となり、取引前に決済内容の確認や決済後の着金確認ができるようになります。

現在の国際送金でトラブルになりやすいのが「まだ着金していない」と言う点です。
相手との信頼関係に支障がでますし、送金処理を元に戻すのも一苦労。
こういったトラブルが続発しているのに対し、昨年夏、SMBCがやっと「着金確認サービス」を提供しはじめたところです。

ブロックチェーンを活用することにより、このようなトラブルが激減することが予測されます。

最大14000ドルの国際送金がわずか1分弱で完了

「One Pay FX」は、英10ポンドから1万ポンド(14ドルから1万4000ドル)を決済できる。
サンタンデールの顧客は、xCurrentネットワーク上に実装した「One Pay FX」を使って、4大陸間の決済を僅か1分弱(3クリック40秒以内)で完了できるという。
通常の国外送金は「送金日+1~3日」

通常の国外送金は「送金日+1~3日」

現時点で一般的な邦貨による送金は送金日+1~3日かかります。
受取国・受取銀行での手続きにどれくらい時間がかかるかもさることながら、経由する銀行の数や受取銀行の規模にも左右されます。

これに比し、ブロックチェーンを活用した場合の着金はわずか1分。
大幅な時間短縮です。
と同時に、今後の国境をまたいだビジネスのスピードが一層効率化し、加速していくことが容易に予測できます。

コストは0.0004ドル(0.04円)

どの単位についての0.04円なのかはわかりませんが、通常、国際送金では1500~4000円かかります。
0.04円が1単位当たりでの比較(また単位もどう設定していいのか、も問題で素が)10万分の1のコストで送金できることになります。

他の銀行はXRP導入も検討

サンタンデール銀行はリップルと提携するにしても、活用するトークンはXRPではなくxCurrentを選択した模様ですが▼

今年初め、送金会社のマネーグラムとウェスタンユニオンはXRP絡みのプロジェクトを発表している。

「金融インフラにXRPが導入されることを期待してRippleを買うやつは馬鹿だ」

という中傷をたまに見かけますが、、、それは現時点では「誰も」断言できません。

このような発表が行われ、実証実験の結果「うまくいきそうだ」となれば、送金システムにXRPが使われることになる可能性は十分にあります。

今後のリップルの動向に着目していきたいところです。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 13665 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター・心理セラピスト。


仮想通貨は現時点(2017年)では投資(というより投機)の手段として着目されています。
しかし、その基礎技術であるブロックチェーンを含め、今後AIとともに、人間の未来をより効率的に、かつ安心できる社会にしていく可能性のあるものではないかと思っています。

個人だけでなく、国としても注目のアイテムなのが仮想通貨です。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問についてお伝えしたいなと考えています。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。