仮想通貨の不正マイニングは2018年も増加中

昨年お伝えした「仮想通貨の不正マイニング」。
ブラウザを開いただけで勝手に自分のPCやスマホのバッテリーをエネルギーにしてマイニングされてしまう被害が今も増えています。

■昨年お伝えした「仮想通貨不正マイニング」記事はコチラ↓↓↓

先日は、このようなモネロの不正マイニングが発覚しました↓↓↓

トレンドマイクロは、感染端末の計算能力を盗用して仮想通貨「Monero(XMR)」を発掘する Android 端末向け不正アプリ「HIDDENMINER(ヒドゥンマイナー)」(「ANDROIDOS_HIDDENMINER」として検出)を確認しました。
この不正アプリは、ユーザが感染に気付かないように自身を隠ぺいし、管理者権限を悪用することによって活動を継続する機能を備えています。
あるウォレットアドレスからは 26 XMR(2018 年 4 月 2 日時点で約 495,000 円)の Monero が引き出されていたことも判明しています。

また、違法アップロードされた「漫画村」サイトでも、仮想通貨の不正マイニングスクリプトが仕込まれていた模様。
つまり、有料マンガをタダで読めているはいいけど、知らない間に正当なフィー以上の金額を勝手にチャージされている状態なわけです。


詳細リンクはコチラ↓↓↓

Google、Chromeの拡張機能に「仮想通貨マイニング機能禁止」令

このような事態を受け、先日GoogleはChromeの拡張機能につき仮想通貨のマイニング機能を禁止しました↓↓↓

Chromeウェブストアではこれまで、単目的でマイニング機能があることをユーザーに通知するという規約を守ればマイニング拡張機能の公開を許可してきたが、「残念ながらストアに登録しようとするマイニング関連スクリプトを含む拡張機能の約90%はこの規約に準拠していない」ため、この決定に踏み切ったとしている。
そうした拡張機能は、表向きは便利な機能を提供するが、ユーザーに通知することなくバックグラウンドでユーザーのCPUパワーをマイニングに使っているという。このような拡張機能を使うと下図のようにアイドル状態でもCPUが稼働し続ける。

背景には「ランサムウェアの過密状態」

この不正マイニングの背景には何があるのでしょうか?

意外ですが、「ランサムウェアの過密状態」にあります。

数年前までは、身代金要求ソフトとして世の中を騒がせたランサムウェア。
しかし最近は急増とともに認知度も上昇、市民たちが「あ、ランサムウェアね」とスルーするようになってきたため、資金回収状況が望ましくない模様です。

同社(シマンテック社)によれば、ランサムウェアの2017年の1日当たりの検出数は1242件と前年比2%減で安定したが、ランサムウェアが感染者に要求してくる“身代金”の平均額が1070ドルから522ドルに低下したという。
「高い身代金を要求しても実際に支払われることは少ない」

その一方、不正マイニングに関する案件は2017年急増しました↓↓↓

一方、17年には仮想通貨が高騰したことなどから、ブラウザ内で仮想通貨を採掘する「クリプトジャッキング」攻撃の検出件数が前年比8500%と爆発的に増加。
「ランサムウェアでビビらせるよりも黙ってマイニングしたほうがコスパがイイ」

「ランサムウェアでビビらせるよりも黙ってマイニングしたほうがコスパがイイ」

仮想通貨の価格上昇により、ランサムウェアで手間かけるよりは黙ってマイニングしたほうが効率がいいことにハッカー側も気づいた、ということになります。

2018年に入り、ビットコインをはじめ、仮想通貨価格は下落しています。
とはいえ、それでも2016年頃に比べれば圧倒的に高い価格を示しています。

よほどの下落がない限り、今後もこの不正マイニングマルウェアは減りそうにありません。

当サイトでは、売買に関してお勧めしているものではございません。資料としてご提供できる記事をお届けしております。ご自身でアクションを起こされる場合は、変更されているかもしれない情報を再度確認調査し、ご自身の判断での決断をお願いいたします。いかなる状況になろうとも、当サイトでは何ら責任をお取りすることはございませんことをご承知おきくださいますようお願いいたします。

【注意とお願い】無断転用・複写などされませんようお願いいたします。ご利用の場合は、当サイト名とURLのリンクを明記の上お願いいたします。

仮想通貨ニュース、勉強会等、仮想通貨情報はLINE@からお知らせ

 仮想通貨まとめ公式LINE@登録方法

仮想通貨まとめ公式LINE@登録方法

スマホのLINEアプリを開き
QRコードを読み込むか、
ID検索で友だち追加をお願いします。
 
「@coinnews」← @マークを入れて検索してくださいね!
出典:http://line.me

スマホでご覧の方はこちらを直接クリックしてください

関連するまとめ

最初のブロックチェーンETFがナスダックに上場|今後の成り行きでSECの変わるかが課…

先日17日、米ナスダックにブロックチェーンETFが初めて上場しました。これまで散々仮想通貨ETFについてはS…

鈴木まゆ子 / 6526 view

関連するキーワード

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。