ビットコイン狂騒曲は10代から高齢者まで

ビットコイン狂騒曲は10代から高齢者まで

ビットコインをはじめとする仮想通貨が軒並み価格上昇した今年、一気に投資に参加する人が増加しました。
メインは20~30代ですが、中には高齢者や大学生もいます。
そして子どもですら、仮想通貨に興味を持つ場面も。

ラスベガス在住のリタ・スコットさん(70)は11月半ば、盛り上がりを見せる仮想通貨ビットコインに投資するよう孫に説得された。
」と振り返るスコットさんは、「それが何かも分からなかった、ちょっとしたコインのかけら? なぜコインのかけらに投資するんだろう?」と思ったという。

 投資額は数百ドル(数万円)だったが瞬く間に魅了され、地元のカジノでポーカーをしながら1日何度もコインの価格を確認するようになった。

「仮想通貨は現役世代のもので、高齢者は貯金か株式投資か投資信託」___こういうイメージがとても強いものです。
しかし、バブルだの1年で価格が10倍だの聞けば、飛びつきたくなるのが人間というもの。
それは20代であろうが70代であろうが変わらないのです。

そして興味関心を持つのは高齢者だけではありません。
10代、つまり小学生、中学生、高校生そして大学生も強い関心を示しています。

↑↑↑小学生にしては文章が成熟しているのでこれはホントに小学生か?という感じですけれど。。。


高校生からは、こんな質問も出ているようです↓↓↓

16歳の高校生です。未成年でもビットコインの購入は可能ですか?
どこに行けば仮想通貨を買えるのでしょうか?

ちなみに、小学生や高校生であってもビットコイン購入は可能です。
ただし、親の同意書が必要。未成年は民法上「制限行為能力者」であり、法律行為(契約や取引など)をする場合には法定代理人などの同意が必要となります。

大学生の仮想通貨の投資家はTwitterでよく見かけます↓↓

ちなみに海外では、小学生や大学生向けにすでに仮想通貨関連の授業が取り入れられています↓↓↓

年齢に関係なく、投資にもともと関心のある人ならば誰もが興味をもつ仮想通貨投資。
「日本は金融教育が遅れている」とされることが多い分、こういったことで投資をより身近に感じ、勉強することはとてもよいことだと感じます。


ただ、その一方「10代だからこそ」「高齢者だからこそ」注意したいポイントもあるのです。

10代と高齢者が注意しておきたい仮想通貨投資のポイント

社会を知り、これからの時代を生き残る勉強にもつながる仮想通貨投資。
未来に不安を持つのは現役世代だけではありません。
仮想通貨投資を通じて不安を少しでも減らし、生き抜く知恵が見につけば何よりです。

ただし、その一方、危険も伴います。
なぜなら、仮想通貨投資は「バーチャル」とは言え「お金」、つまり「利益」が伴うから。
そして人間には誰しもエゴがあります。

エゴで目がくらむ人間による活動だからこそ、発生する危険があるのです。

ポイント1:誘拐や殺人事件に巻き込まれる可能性あり

価格変動はあるものの、一様に価格が上昇している仮想通貨。
10万円が100万円に、そして1000万円になれば、そのお金を狙って殺人や誘拐などの犯罪が起きても不思議はありません。

現にすでに海外そして日本で、仮想通貨がきっかけの犯罪は起きています。

1億円相当ビットコイン“強盗未遂” 少年4人逮捕(17/11/25) - YouTube

出典:YouTube

また、数日前、1億円相当のビットコインをねらって19歳の少年らが会社員を襲う事件が発生しました。携帯の取引所アプリで送金しようとしたようです。

ポイント2:勧誘や詐欺に要注意

また、これも犯罪ですが、詐欺や勧誘にも注意が必要です。
「必ず上がる」「絶対に儲かる」というあからさまな言葉だけでなく、精巧に作られたホワイトペーパーや契約書、同意書などにもひっかかりやすいもの。

特に10代だと経験が未熟であるがために「だまされやすい」そして「断りにくい」、また高齢者だと「これだけ熱心に言ってくれるんだから」ということで断れなくなっていたりもします。
つまり、それ自体は違法でなくてもうまい話に騙されやすい心理的なワナがあるのです。


「利益を逃すより損をしない方が大事」くらいのスタンスでいたほうがベストです。

ポイント3:ランサムウェアやウィルスにご用心

また、直接関係がないように見えますが、身代金要求型のウィルスなどにも注意したいところです。
その他、情報を追っているうちに、勝手にマイニングするブラウザでPCのCPUがやたらと上がったり、あるいは、個人情報をこっそり抜き取るウイルスなどもネットには存在しています。

ウイルス対策なども色々出てますが、基本的には「いたちごっこ」。
だからこそ、追いすぎるのも注意したいところです。

3つのポイントをアップしましたが、これは仮想通貨取引「だけ」の現象とは言い切れません。
もっというと、広く一般的なITリテラシーの問題があります。

現役世代で家族を抱えた人、仕事をしながら社会にもまれ様々な経験をしてきた人などの場合、ITとの付き合い方や防御策、詐欺の見抜き方も、自分なりに身についているかと思います。

しかし、経験不十分な10代や大学生、そして経験はあるけれども判断力が落ち体裁が気になる高齢者だと、中にはITリテラシーがそれほどではないがために、うっかり情報を漏えいしてしまったりすることがあります。

そのため、本人だけでなく、周囲の家族も「大丈夫かな」と意識を向けておくことが大事です。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 17996 view

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鈴木まゆ子

税理士・ライター・心理セラピスト。


仮想通貨は現時点(2017年)では投資(というより投機)の手段として着目されています。
しかし、その基礎技術であるブロックチェーンを含め、今後AIとともに、人間の未来をより効率的に、かつ安心できる社会にしていく可能性のあるものではないかと思っています。

個人だけでなく、国としても注目のアイテムなのが仮想通貨です。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問についてお伝えしたいなと考えています。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。