ノーチラス暁星が仮想通貨ATMの技術を開発

ノーチラス暁星が仮想通貨ATMの技術を開発

ATMの製造・販売を手掛けるノーチラス暁星が、モバイル機器での金融取引を手掛けるアメリカの会社と提携し、仮想通貨を取り扱うATMの技術を開発したと発表しました。
ビットコインATMは海外で徐々に出てきてますが、まだまだ少数。日本は今年夏の時点で17機程度にとどまっています。

これが成功し、あちこちに仮想通貨ATMが広まれば、仮想通貨はより一般人にとって身近なものとなるに違いありません。

現金自動預払機(ATM)の製造・販売を手掛ける韓国のノーチラス・暁星が、モバイル機器による金融取引を手掛ける米ジャストキャッシュと共同で仮想通貨ビットコインをATMで購入できる技術を開発した。
ビットコインの購入ボタンを押した後に画面上に現れるQRコードを読み込んで、個人電子口座を開くというシステム。電子口座間でビットコインを取引できる。紙の領収書も発行する。
暁星は今後、ビットコインのほか、イーサリアムなどのデジタル暗号通貨に対応する技術も開発する考えだ。

ノーチラス暁星は、韓国の大手企業グループ「暁星」の構成企業の一つです。
売上の50%超をATM輸出業務が占めていると言われています。
2011年、ATM業界では、ノーチラス暁星は世界4位の技術力と言われていました。

NECと提携し、銀行業務システムの開発の一環を担ったこともあります。

ヒョースン社はスカイプ等への投資で知られるティム・ドレイパー氏が出資するコインプラグ社との連携し、韓国国内におけるビットコインの普及に努めてきた。

 14年には韓国国内向けATMにビットコインの出金や売買機能を搭載。この結果、同国ではコインプラグ社のアプリを使えばほとんどのコンビニや地下鉄でビットコインを売買することが可能だ。

この国内での反応を元に、今後、海外のATMに同機能を搭載する予定とのことです。
すでに、ノーチラス暁星のATMは世界全体で10%を占め、特に北米市場に強いと言われています。

海外では広まっている仮想通貨ATM

仮想通貨ATMは海外で増殖中

仮想通貨ATMは海外で増殖中

仮想通貨元年(?)となった今年、日本は投資の対象として普及しています。
しかし、海外では、支払手段としての認知も進んでいます。
それを反映してか、海外では仮想通貨ATMが今年になって急増、より便利に決済や投資を行う人が増えているのです。

分裂問題が話題になっている「Bitcoin(ビットコイン)」ですが、内部のゴタゴタとは打って変わってインフラ面はかなり充実してきている模様。特に、アメリカのニューヨークではいつでもどこでもビットコインが使えるようになるビットコインATMが至る所に設置されているようです。
ビットコインを好きな時に売り買いできる「ビットコインATM」が誕生したのは2013年のこと。最初に生まれたビットコインATMは「Robocoin」という名称のもので、生体認証でユーザーを確認し、ビットコインの取引が可能になるというマシーンでした。
世界初のビットコインATMが登場してから約4年が経過しているわけですが、その間、世界の至る所にビットコインATMは増殖しており、その設置場所を地図上で確認できるサービス「Coin ATM Radar」も登場しています。

そのCoin ATM Radarによると、アメリカ・ニューヨーク周辺にはビットコインATMがなんと117台も存在しています。
NYだけで117台もあるビットコインATM

NYだけで117台もあるビットコインATM

NYはシリコン・アレーと呼ばれる地域があるほど、IT関連企業が集中しています。
その影響もあり、ビットコインをはじめとする仮想通貨ヘの親和性が非常に高いのです
(先日「教育費を仮想通貨で決済OKに」というお話を伝えましたが、これも、NYのシリコンアレーに隣接するモンテッソーリのプリスクールでした)。

仮想通貨が単なる投機の材料ではなく、支払手段としての利便性が認識されれば、これに応じてATMの需要も高まるのです。
なぜなら、人間の生活は密室で完結するものではなく、コンビニやスーパーなど、社会とのかかわりの中で成立するものだから。
そして、そこにATMの存在は欠かせなくなります。

日本はどうか__「認知度は高い、でも使ったことがない」が大多数

一方、日本での仮想通貨の普及はどうでしょうか。
日本は、およそ世界の半分の仮想通貨を取引していると言われています。
これは、中国でのICO禁止並びに仮想通貨禁止が引き金になっている模様です。

確かに、取引市場での日本の占有率は高いと言えます。
そして、2017年の終わりに近づこうとしている今、仮想通貨と言う言葉を聞いたことがない日本人もごくわずかになっているようです。

しかし、実際にかかわるかどうかという点ではまだまだ少数にとどまっている模様です。

日本:「知っている」88%、「取引経験あり」5%

日本:「知っている」88%、「取引経験あり」5%

こちらをご覧ください。

海外の企業による今年夏のリサーチによれば、日本人の88%はビットコインについて「聞いたことがある」と答えました。

しかし、「持っている」「取引したことがある」は僅か5%前後。

多くの日本人は「知ってはいるけど、それがどういうものかを知らないし、ましてや取引などしたことがない」となっています。

そして、それを反映するかのように、日本国内での仮想通貨ATMは今年夏現在で17機程度にとどまっています。
全体を概観すると「投資や投機の対象とはなっていても、支払手段としてはだれも信用していない仮想通貨」の様相が浮かび上がってきます。

まとめ

 ビットコインを扱うATMが増えると、一般の消費者の間で仮想通貨が浸透していく可能性がある。

ビットコインをはじめとする仮想通貨の認知度が9割近くになっても、取引量がほとんどないのはなぜでしょうか?
もちろん、「そもそも投資って怖い」「価格変動が激しくて怖い」というのもあるかと思います。
ただ、それ以上にあるのが「自分にとって価値があるのかどうかが分からない」という側面が大きいのです。

日本の円の信用度は非常に高いのが現実です。
累積債務世界一と言われながらも、それでも日本人は円を相変わらず使い、生活しています。
現金を信用している人がほとんどで、中には金庫に現金を入れすぎて床がつぶれる、ジュータンの裏面全部が1万円札だった…という話すら聞こえてくるほどです。

言い換えると、それほどバーチャルに信用が置かれていないということでもあります。
インターネットやSNS、ネットゲームが普及した今であっても、です。


だからこそ、仮想通貨の普及を目指すなら、ATMのように、「リアルに仮想通貨を感じ、触れる場面」が必要なのだと言えます。
バーチャルな世界になりつつある、とは言われても、人が最後に信用するのは自分の五感を通じて得た情報です。

五感を通じ、仮想通貨の世界を認識してもらうことで一般人がより仮想通貨を身近に感じることができるようになるのです。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター・心理セラピスト。


仮想通貨は現時点(2017年)では投資(というより投機)の手段として着目されています。
しかし、その基礎技術であるブロックチェーンを含め、今後AIとともに、人間の未来をより効率的に、かつ安心できる社会にしていく可能性のあるものではないかと思っています。

個人だけでなく、国としても注目のアイテムなのが仮想通貨です。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問についてお伝えしたいなと考えています。


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