世界第二位の仮想通貨マイニングメーカー、”マイニングOK”なTVを開発|IoTを組み合わせて「マイニングの民主化」を狙う | 仮想通貨まとめ

世界第二位のマイニング機器メーカー、マイニングOKのTVを開発

世界第二位の規模を誇るマイニングハードウェアメーカーのカナン・クリエイティブが”マイニング可能なTV”を開発したとのことです。

これは世界初。

1秒間に2.8兆回のハッシュの計算ができ、AIと音声操作機能がついているそうです。

「アヴァロンマイナーインサイド」と呼ばれるこのテレビは、ビットコインをマイニングするためのチップが組み込まれていて、アンドロイド製のスマホで操作可能

ただ、カナン製のマイニング機器で高性能なものでは、1秒間に11兆のハッシュ計算ができるのだとか。

高品質を求める人には物足りなさが残るかと思われます。

人口知能(AI)と音声操作付きで、マイニングによる利益率がリアルタイムで確認できる

この他、マイニングした仮想通貨はこんなことに使えます▼

アヴァロンTVで稼いだデジタル通貨を使ってエンタメ番組やカナンのプラットフォームにあるギフトを購入できる仕組みだ

”マイニングの裾野拡大”を狙うカナン・クリエイティブ

性能が落ちるマイニング機器をわざわざTVという形で作って、カナンはいったい何がしたいのでしょうか?

実は、ここにカナンの「新たな意図」があります。

TVというホームユースのデバイスにマイニング機能を備えることで、「マイニングの一般化」を狙っているのではないか、と言われています。

しかしながら、一部には、このデバイスはユーザーに実用性を提供するものではなく、あくまでも自己宣伝の戦略ではないか、と言う人もいる

Some, however, insist that the device is little more than a self-promotion gimmick, offering no real utility to users.

中国・北京の ビットコインアナリストのXiao Lei氏は、

「ただの誇大広告だ。競合他社がカナンと同じように既存のTVにマイニング機能を埋め込むことができるのなら意味があると思うが」

としています。

カナン社の意図は「新たな顧客層の創造」?

ただ、カナンの意図としてはIoT(モノのインターネット)も視野にいれたマイニング機能の拡大があるかもしれません。

Canaanがやろうとしているのは、バックグランドに溶け込む新しい世代のブロックチェーン対応のIoTデバイスを構築することです

What Canaan is trying to do is to build a new generation of blockchain-enabled IoT devices that blend into the background.

これらのデバイスは、ブロックチェーンを拡張し、ハッシュレートを増加させると同時に、大規模なビットコインマイニングファームの主要モデルに内在する集中リスクを低減します。

These devices will expand the blockchain and increase its hashrate while simultaneously reducing the centralization risk inherent to the dominant model of large bitcoin mining farms.

カナンは、たった1人の勝者になるべく潜在的に痛みを伴う価格競争でBitmain社を相手にするのではなくビットコインマイニングする以外の理由でマイニングデバイスを人々に買ってもらうことを意図しています。そうすることで、ビットコインマイニングを民主化させたいのです。

Instead of taking on Bitmain in a potentially painful price war on a turf that has only one clear leader, Canaan hopes to democratize bitcoin mining by making people buy mining devices for reasons other than bitcoin mining.

「マイニングで稼ぎたい」顧客層だけを相手にした商品開発では、いずれ先細る___と考えたかもしれません。

仮想通貨市場は、もともと市場が他の金融商品にくらべて小さいもの。
マイニングはなおさらです。
投資する人=マイニングではないですし、そもそもの購入層はきわめて限られています。


マイニング機能を備えたデバイスの開発で、マイニングとは何かに興味を持ってもらい、新たな顧客層の創出をしないと、カナン社だけでなく、マイニング市場そのものが行き詰まってしまうのかもしれません。

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鈴木まゆ子 / 88 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。