インド法律委員会の見解「仮想通貨は電子決済手段」?|賭博に使われる仮想通貨を容認して”税収”を視野に | 仮想通貨まとめ

インドの法律委員会が、仮想通貨を”電子決済手段”として認めようという方向で動いているようです。

ただ、その動機にびっくり。

「インドで違法となっている賭博で仮想通貨が使われているから」→「賭博を合法にするには仮想通貨も合法にしないと」という発想のようです。

2018年7月に公表されたインド法律委員会のレポートによると、インドにおいて仮想通貨をクレジットカードやデビットカードのような電子決済で、数百万ドルのスポーツ賭博を合法化することを検討しているという

で、ここで面白いのが、クレジットカードやデビットカード、ネットバンキングのような電子決済手段に類するものとして「仮想通貨」も使われるであろうと考えた点▼

インド国内でスポーツ賭博機関を合法化するための準備として、支払いに仮想通貨を含むデジタル通貨を使用した決済が行われることを検討している
ビットコインのような仮想通貨を電子決済の手段の1つとして認識しているのだ

賭博と仮想通貨は相性がいい

一般的な決済手段のecopayz, iwalletよりも手数料が格段に安く、入出金や送金することができます
銀行で国際送金すると着金までに1~5日間もかかってしまいますが、なんと仮想通貨の1種のリップル(XRP)では、送金時間が1分程度しかかからない
仮想通貨を使って入出金すれば、オンラインカジノ側に、氏名や住所などの個人情報やクレジットカードの情報を知らせる必要はないので、匿名性が高く安心して遊ぶことができます

以前、サッカーワールドカップでのオンライン賭博の記事でもお伝えしましたが、仮想通貨と賭博の相性は実は”かなりいい”のです▼

この他、賭博やカジノに特化した仮想通貨やトークンもすでに出ている模様です。

また、2014年からは、カジノの本場・ラスベガスで仮想通貨が決済手段として導入されている模様。

インドでは賭博の合法化とともに仮想通貨も”決済手段”として合法化したほうがいいかも、と考えたのかもしれません。

インドが賭博と仮想通貨の合法化で期待するのは”税収”

ただ、インドの法律委員会も、”善意”で賭博や仮想通貨を合法化しようなどとは考えていません。きちんと意図があるのですが、その意図というのが

”税収”


です。

きっかけは、インドの有名なクリケットのプレミアリーグで行われた数百万ドルの賭博の取り締まりにて明らかとなった事実▼

その試合はファンの好きな有名人や試合で賭博をした政治家たちを明らかにしたが、未だ取り締まりが不完全である
この状況を鑑みたインドの最高裁判所の裁判官がスポーツ賭博市場の合法化を提案
娯楽のための賭博だとすると、これは法的規制の後に税を生み出す手段として有効である

余談ですがインドの汚職は世界トップクラス。

汚職が文化となっている国では、政治家が違法行為をしていたとしてもさすがに取り締まりがしにくいのでしょう。

「手を出しにくい相手にわざわざ手を出すくらいなら、違法行為を合法化しちゃえばいいんじゃない?税収アップだって期待できるし!」

という発想なのかもしれません。

感想

感想

今後の行方がどうなるかはまったくわかりませんが、インド国内の仮想通貨投資家は、決済手段であれ何であれ、合法化される方向を望んでいるものと思われます。

仮想通貨=違法として扱われてしまうと一切手出しができないからです。

中央銀行によってすでに銀行の仮想通貨取り扱いが禁じられてしまったインド。

状況打破を望んでいる人は少なくないものと思われます。

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鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


Twitter: mayu_suzu8


この他、ZUU Online, マネーの達人などで税務・会計を中心に解説しております。


2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。