ハードフォークってよく聞くけど、「ハードフォーク」って何?

別のソフトウェアとして生まれ変わること。上位互換はあるが、下位互換はない。例えばBitcoin 2ができたときにユーザーはBitcoin 1からBitcoin 2に移行することはできるが、Bitcoin 2からBitcoin 1に戻ることはできない。

ハードフォークの最も分かりやすくて有名な実例は、2016年07月20日にEthereumがEthereum(ETH)とEthereum Classic(ETC)の二つの異なる仮想通貨に分かれた例が挙げられる。

イーサリアムが再びハードフォークって、何が起きているの?

DAO問題でのハードフォークが話題になったのは記憶にあたらしいですが、再度のハードフォークとなります。

The DAO事件については、2016年6月17日金曜日の午後に発生しましたが、内容や詳細については下記をご覧ください。↓

イーサリアムのネットワークが継続的なDOS攻撃(Denial-of-Service Attack)に見舞われていることを受け、Vitalik Buterinがハードフォークの可能性を示唆した。
ここ数週間に渡り、イーサリアムネットワークへのDDOS攻撃が繰り返されています。これは、ネットワークの機能を麻痺させるもので、イーサリアムのクライアントであるgethがこの攻撃をうけるとクラッシュしたり、処理に大幅な時間がかかったりします。

その影響で、ノードの数が減ったり、送金・コントラクトの実行の確認が遅れます。実際に、取引所へのETHや、トークンの入出金が遅れたり、一時停止したりなどの影響が出ています。

まだ記憶に新しいThe DAO事件の際は、The DAOコードの脆弱性をうまくついたハッカーがThe DAOを分割させ、別のところに資金を移動させたという内容でした。
今回は、特定のコンピューターや通信機器をターゲットに、ネットワーク経由で連続的に攻撃を受けるという「DOS攻撃」というもの。
取引の記録がなかなかブロックに含まれなかったり、送金やコントラクトの実行確認が遅れるなど、さまざまなところに影響が出ています。

原因は?

原因としては、一部のOPコードのgas priceが低すぎることです。

OPコードとは↓

イーサリアムの命令は、OPコードという形で定義されており、何十かの命令のセットがあって、それぞれを実行すると幾らという価格がついています。
一部の命令は、非常に安い手数料で実行できる割には実行時にメモリなどのコンピュータリソースを食うのです。この仕様を悪用します。
この命令を大量に含んだ悪意のあるプログラムをイーサリアム上で動かすことによって、イーサリアムネットワークを、僅かなコストで麻痺させることができてしまいます。

一部のイーサリアムの命令が非常に安い手数料で実行できる割には、実行時にメモリを食ってしまうというデメリットを悪用したのが原因ではないかと言われています。
1回の攻撃にかかるコストは、600ドル程度と言われている為、イーサリアムの空売りを仕掛け、攻撃を繰り返せば儲かることから、今回の事件に発展したと言われています。

今回の問題の解決策とは

1) 直近の攻撃による影響を最小限に留める一時的な方法として、全てのマイナーがガスリミットを500K にすることを推奨。

2) EIP150は2,457,000番目のブロックが来たらハードフォークによって実行される。

3) その後すぐに2度目のハードフォークが行われ、攻撃による”state-bloat”を元に戻す措置をとる。この2度目のフォークは空のアカウントを除くもので、コード、バランス、ストレージは無し、ナンス==0 だ。

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ねもとあい

不動産業界で10年実務経験がある、宅地建物取引士です。

ライターとしても活動しています。