仮想通貨(暗号通貨)の第二位にいて人気を誇る
Ethereum(イーサリアム)に悪いニュースが流れています。

今回発見された脆弱性は何億ドルものEthereum資産に影響を与えるという。この問題はEthereumにとってここ数か月で2度目の深刻な打撃だ。

巨額な資金が凍結されている状況なのです。

皮肉なことに、7月20日にリリースされたマルチシグウォレットで
発見されたといいます。

20日以降のICOを行った場合、影響を受けている可能性が高いのです。
たった5か月の間でParityに発見された「2度目」の大きなバグ。
時価総額もさることながらICOはイーサでの参加がほとんどで、巨額な資金が動いています。

有力なウォレット・サービス、Parityを提供しているParity Technologiesは今日、ウォレットを消してしまう可能性のある問題を公開した。

ParityのEthereumウォレット「深刻な脆弱性で凍結」

この脆弱性は7月20日以降にリリースされたマルチシグ(セキュリティーを強化するため複数が合意して署名することが必要な)ウォレットで発見された。
つまりそれ以降のICO〔Initial Coin Offering=暗号通貨によるクラウド資本調達〕はこの脆弱性の影響を受けている可能性がある。

そして、問題がさらに悪化するように、続くことになってしまった。
7月に見つかったバクにより、
イーサは15万 ETH(当時のレート3000万ドル前後)が、
盗難にあってしまう事件が起きました。
このバグを修正するためのリリース7月20日に別のバグが含まれていたというのです。
今回7月19日か7月20日以降なのかにより、問題が拡大する可能性があります。

Following the hack, Parity issued a fix for the exploit, deploying a new library contract that was meant to resolve the issue. It’s now transpired that the new code contained another flaw which enabled the library contract in the Parity Wallet to be converted into a regular multi-sig wallet.

ハッキングに続いて、Parity(パリティウォレット)は、この問題を解決するための新しい攻撃の修正をリリースしました。しかし修正リリースの新しいコードに、パリティ・ウォレットの契約を通常のマルチ・シングレット・ウォレットに変換できる「もう1つ」の欠陥が含まれていたことが明らかになりました。

この時、イーサリアムのイーサの価格が一時下落をはじめていました。
一部のユーザーが移動したのかどうかは分かりませんが、
現在の取引を見ている限り、相当数のユーザーがいるイーサリアム。
その後はすぐに価格も戻している状況です↓↓↓

7月20日からのICO案件も確認

また、もう一つ大きな不安は、今は仮想通貨のICOブームです。
少し沈静化したとはいえ、ようやくICOの認知度も上がり、
傘下してみようという人も増えたころです。

Parityを利用してICOを行った企業もマルチシグ方式を取らなかった可能性が高い。

セキュリティバグはParityで生成したマルチシグウォレットに影響を受けますが、
通常のICOを行うイーサリアムスタートアップなどが使用するウォレットだといいます。
ゆえにICOで資金調達を行ったところで集めたETH(イーサ)は、
ハックされる可能性があるかもしれないとう考えになります。

Parityの説明によれば、これはあるユーザーのウォレットが消失したことによって発見されたという。
UCL〔ユニバーシティー・カレッジ・オブ・ロンドン〕の暗号通貨研究者、 Patrick McCorryの推計によれば、少なくとも60万ETH(1億5000万ドル)がロックされたという。

Parityの利用範囲やウォレットの額などハッキリと判明していません。
また、実際に現在の被害が進行しているのか、どうかも定かではありませんが、
凍結されているということは間違いないようです。
ロックされた状況から引き出せないとするなら、
当然に価格への影響も考えられます。

現在のところ、このバグによって盗難、消失などの被害を受けた事例は報告されていない。しかし巨額のEthereum通貨が危険な状態にあることは間違いない。

今回はウォレットの問題であり、イーサリアムの問題ではありません。
こうした問題が沸き起こると、資産を置いておくために利用するウォレットの堅牢性は、
きちんと確認していかなければなりませんね。
選ぶのも決断するのも、すべては自分の責任ということが強く伝えられているような気がします。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 4672 view

仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

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