大手仮想通貨マイニング企業のビットメインについては、香港でのIPO計画やさらなる事業拡大といった景気のいいニュースがよく流れてきます。

ソフトバンクやテンセントによる出資についてもその一つ。

ソフトバンク、テンセント両社「ビットメインに出資していない」

しかし、最近になり、ソフトバンクもテンセントもビットメインへの出資のウワサを否定しています。

ソフトバンクは、仮想通貨メディアや主流メディアで先週報じられたビットコイン(BTC)マイニング大手のビットメインへの投資にソフトバンクが関与したという報道を否定した。

ただ、この報道の否定はソフトバンクが自主的に行ったものではありません。

匿名の人間から「テンセントとソフトバンクがビットメインとの間で実際の契約を行っていない」という情報提供が仮想通貨メディアのコインテレグラフにありました。

これをもとにコインテレグラフがソフトバンクに情報確認したところ、コーポレートコミュニケーションオフィスの担当者は次のように返答したとのこと。

「ソフトバンクグループとソフトバンク・ビジョン。ファンドのどちらも、この取引には関与しておりません」

この後、香港主力経済新聞サイト aastocksは中国企業テンセントによる出資に関して次のように報道▼

中国テック最大手テンセント社も、香港取引所へ世界最大規模IPOを目指すBitmain社へ投資を行なっていない

ビットメインは”ノーコメント”

この二つの事実が明るみに出ても、ビットメイン社は次の対応▼

ビットメインは、コインテレグラフの取材要請に応答したが、この問題についてコメントすることを拒否した。

オリジナル記事のソースは中国メディアQQ

なお、ソフトバンクとテンセントによる巨額出資のウワサのオリジナルソースは中国メディアのQQでした。8月4日には次のような記事が出ていました。

「プレIPOラウンドの署名を完了した。このラウンドの投資家には、テンセント、ソフトバンク、そしてチャイナ・ゴールドが含まれている。今回のラウンドの調達額は10億ドル。投資前のバリエーションは140億ドルだった」

ただ、その一方、▼

オリジナルの記事が出た後、ソフトバンクやテンセントからはビットメインに投資した否かについて確認したり、否定したりするようなコメントは出ていなかった。

まとめ:事実は不明、「ビットメイン社の焦り」の可能性は濃厚か

なぜこのような報道が出たのかはまったく不明です。
QQはテンセントの傘下でもあり、そのQQが報道したのですから、信じられてもやむをえないとは思います。

ただ、このような事実が明るみに出たことで、「ビットメイン社が焦っている」可能性はより色濃くなったことは否定できません。

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鈴木まゆ子 / 4024 view

鈴木まゆ子

税理士・ライター。


2017年の1年間、仮想通貨は”投機手段”として知られるようになりました。

しかし、本来は国や組織を通さない決済手段です。

そのため、経済や金融で危機を迎えている国々においては、「安全資産」のひとつとして注目されています。

何のバックグラウンドも持たないまま、人々の信用だけで「貨幣としての価値」を認められるようになった仮想通貨。
今後どうなっていくかをじっくり見守りたいと思っています。

こちらのサイトでは、その仮想通貨をめぐる社会情勢や素朴な疑問を中心にお伝えしていきます。


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2017年11月20日、TOKYO FM「クロノス・プラス」にて、仮想通貨関連について解説いたしました。