これまでに世界で起きた金融危機は?

◆キプロス危機◆

ギリシャ危機により、キプロスの銀行の融資や債券投資に大きな損失(不良債権)が発生し、経営が立ち行かなくなったことに起因するもので、欧州連合(EU)や国際通期基金(IMF)に救済を求めた際に発生した一連の危機を指します。

◆ジンバブエ経済危機◆

2002年に始まった元ゲリラ兵士の白人農場占拠をムガベ大統領が是認したことから、旧宗主国英国との対立が深まり、英連邦はジンバブエに対し1年間の連邦員資格停止措置を実施、03年にはIMFも加盟国資格を停止し、英連邦は無期限の資格停止措置をとった。このためジンバブエは経済危機に陥り、インフレ率が1000%を超えるという破綻状態となった。

◆プエルトルコ財政危機◆

財政危機に陥っている米国自治領のプエルトリコは2日、政府開発銀行債のうち償還期限を迎える4億2200万ドル(約450億円)の債務支払いができなかった。プエルトリコが関連債務でデフォルト(債務不履行)を起こすのは3度目。

これまで世界では経済危機が何度も起きています。まだ記憶にも新しいギリシャ危機や、キプロスの経済危機は、日本でも大々的にニュースで取り上げられました。
ギリシャを始めとするユーロ圏や、新興国などではいつ何時経済危機が起きてもおかしくないと言われていますが、その危機を救ってくれるのが仮想通貨の基軸通貨と言われているビットコインだと言われています。

ビットコインが経済危機に陥った人々を救うと言われているワケとは?

2013年に起きた「キプロスの金融危機」は記憶に新しいと思いますが、その内容とは・・・↓

2013年のユーロ圏によるキプロスへの金融支援において、支援の条件としてキプロスの全預金に最大9.9%の課税を導入することを2013年3月16日にキプロス政府とユーロ圏側が合意したことに始まる金融危機のことである。

その結果、国内でどのようなことが起こったかと言うと・・・↓

預金者は預金の引き出し量を制限され、お金を引き出せず途方にくれる人々が溢れる中、ビットコインをATMから現金で下ろして難を逃れた人たちが居ました。

つまり、ビットコインは・・・↓

中央機関を持たないビットコインは、国や金融機関に支配されることなく換金や引き出しができるのです。
ビットコインがギリシャなどで注目を集めている一因は、国家の規制が及ばないことだ。通貨の源泉は国家の信用だが、ギリシャのように国家の財政が危機的状況にある場合、国は信用できない。実際、いくら預金を持っていても現金が引き出せなければ何の意味もないからだ。このため金融環境に不安要素が多い国・地域で注目を集める傾向がある。

国の財政がどうなろうと、国の関与を受けないビットコインは、経済危機に陥った国の人々の救世主になりました。
法定通貨は、いつ経済危機が訪れて国家の規制が及び、預貯金が引き出せなくなるか分かりません。いくら預貯金を持っていても、引き出せなければ何の意味もないのです。
このように、法定通貨への信頼が失われた国や、経済危機に陥った国の人々の財産を守ることができる意味からも、ビットコインのような仮想通貨は、経済危機に陥った国の人々を救うと言われています。

だったらビットコインを世界共通通貨にすれば良いのでは?なぜ日本では基軸通貨になれないの?

金融的観点からすると、ネット上でビットコインの決済システムがどんなに整備されても、ドルやユーロ、円といった基軸通貨に対する不安がどんなに高まっても、ビットコインが基軸通貨に、とって代わる可能性はほとんどないといえる。

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ねもとあい

不動産業界で10年実務経験がある、宅地建物取引士です。

ライターとしても活動しています。