ブロックチェーンとは、ビットコインを支える中核の技術として、ビットコインとともにその考案者「ナカモト サトシ」によって生み出されたアイデアです。
ブロックチェーンの単なる一つの応用例がビットコインと認識し、ブロックチェーンのみを評価する人もいますが、あくまでブロックチェーンのアイデアは、ビットコインを支えるために「ナカモト サトシ」の類まれなる独創性により生み出されたものである点はしっかりと認識する必要があります。

まず、ブロックチェーンとは、ビットコインを支えるために存在するものだということが分かりますね。
最初にそこは押さえておきましょう!

ブロックチェーンの仕組みってどうなってるの?簡単に教えて!

ブロックチェーンは分散型のコンピューターネットワークであり、中央集権を置かずにして信憑性のある合意に到達する方法を可能にする技術です。

◆これが、ブロックチェーンの基本的なコンセプトです。↓

取引は取引情報を利用者が発信することで始まる
◾利用者は取引情報に暗号署名し、それをネットワークに流す
◾取引情報は同時に分散データベースにも送られる
◾各分散データベースは、受け取った取引情報を自己のデータベースへ書き込みする
◾データベースへの取引情報の書き込みは、分散データベース間で整合性が取れるよう特定の合意形成メカニズムの下で行われる(マイニングとも呼ばれる)
◾書き込まれた取引情報は過去履歴を含め参照可能となる(参照権限は設定可能)

◆この説明で少し分かりづらい場合は、下記の説明の方が初心者には分かりやすいかもしれません。↓

(1)取引履歴データベースは維持管理作業への参加者(マイナーという)のコンピュータ内にそれぞれ作成する。つまり世界中に参加者の数だけ取引履歴データベースが存在することになる。
→どこかに置くのではなく,皆が持つという逆の発想。各自が取引履歴データベースを持つことで,攻撃者が不正(取引履歴の書き換え)を実行することを難しくする。

(2)取引履歴データベースの更新権限者は,更新の都度変える。

(3)更新権限は,維持管理作業者による「くじ引き」で決める。くじは毎回,当たりが出るまで繰り返し引かれ続ける。
→公平性を保ち,全員にチャンスを与えている。

(4)くじ引きの形式は,「特定の問題の答えを,世界で最初に解けた人が当たり」とする。そして問題は世界中の参加者が一斉に頑張っても解くまでに10分間必要な難しいものとする。
→簡単に解けない問題とすることで,特定の人が連続して「当たり」を出し,不正を行うことを難しくする。
(10分間という数字自体に意味はないのですが,この程度の時間でやっと解ける問題であれば,攻撃や改ざんに耐性が高いであろうとして設定されています。)

(5)くじで「当たり」を出した人は,取引履歴データベースの更新を行い,ビットコインでの報酬を受け取り,更新情報を他の参加者に通知する。
→当選しデータベースを更新した人だけが報酬を受け取れる

(6)くじ引き当選者から更新情報を受取った他の参加者は,内容を確認の上,自分のコンピュータ内のデータベースも同じように更新する。
→世界中に存在する取引履歴データベースが同じ形で更新され続けていく

◆つまり、上記の(1)~(6)を図にしたらこうなります。←

ブロックチェーンとは、中央集権を持たない、分散型のネットワーク内で整合性を取りながら維持・管理・更新されていることが分かります。
なぜ中央集権を持たず分散型にしているのかと言うと、1つのデータベースが壊れても、別のデータベースで仕組みを支えることが出来るからです。
そして、ビットコインのように管理者不在のシステムを保持しようとした場合、中央集権の体制で管理すれば、改ざんの可能性が出てきますが、分散させて相互にチェックをかけていけば、データの信ぴょう性がはかれるというわけですね。

ビットコインだけに留まらない、ブロックチェーンの可能性とは

ブロックチェーンは現在第三者機関に頼っている全ての業界の仲介役を取り除くことができ、第三者機関に頼らずにして回る世界を構築することができます。
ブロックチェーンは金融にとどまらず社会に大きな変革をもたらすことになるだろう。
ブロックチェーンは最初はビットコインから始まりましたが、ビットコインのブロックチェーンのパラメータを少し変更したコピー的なものから、新規に開発されたものまで、いろいろなものが登場してきています。
ブロックチェーンを使えば、ドメインの所有権の管理を第三者機関を通さずに行うことが可能になります。もちろんドメインだけに留まらず、不動産や車などの所有権をブロックチェーン上で管理すれば、第三者機関を通さなくてもよくなります。いままで紙ベースでやっていた全ての契約はブロックチェーン上での契約に置き換えることができます。

ブロックチェーンは、ビットコインを支えているシステムのみならず、今後は金融・経済・不動産などを支える中核となっていく可能性があります。
ブロックチェーンは、今後、仲介を要する全ての取引において、その仲介を必要としなくなるでしょう。
あらゆる分野・業界において、直接取引を可能とする無限大の可能性を秘めていると言えますね。

ブロックチェーンの勢いは国家でも止められない

仮想通貨のブロックチェーンは国の力を持ってしても(インターネットを完全に排除できないように)止めることはできません。なぜならシステムのコアが世界中に分散されているからです。

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ねもとあい

不動産業界で10年実務経験がある、宅地建物取引士です。

ライターとしても活動しています。