火曜日の夕方、とあるバグによりBitmainマイナーが不正にコスト削減が行えるということが発覚し、ビットコイン価格は2時間で40ドル上昇した。

何を言っているのか「分からない」そう受け取るかもしれません。
この後ご紹介いたしますが、かなり雑におおざっぱな説明にすると、
今現在様子見をしているビットコイン分裂危機について、関連してくるかもしれません。

ビットコインネットワークが2つに分かれ、
万一2つの競合通貨を創出した場合

現在の本流であるBitcoin Core(ビットコインコア)
対立側と仮定する
Bitcoin Unlimited(ビットコインアンリミテッド)BU
で報じられています。

冒頭ででてきたBitmainマイナーのBitmainとは
最大手採掘ファーム(マイニングファーム)Bitmain(Ant)のことです。
それが、今回「不正」と報じられたのに、なぜ
ビットコインの上昇につながったとされるのか……

それは、分裂側とされる
Bitcoin Unlimited(ビットコインアンリミテッド)との関係からではないでしょうか。
順にご紹介いたします。↓↓↓

BitcoinUnlimited(ビットコインアンリミテッド:BU)とBitmain(Ant)

昨年2016年11月の記事↓↓↓

反コア派を掲げ、BitcoinUnlimited(BU)を採用した中国のマイニングファームViaBTCが、最大手マイニングファームBitmain(Ant)が、BUクライアントの支持を表明する可能性を示唆した。
BitmainがBUクライアントをサポートすることに関しては、先週ViaBTCが /r/btc 上で行なったAMAでも示唆されていた(参考)。

Bitmainは、マイニングに「ASICBoost」と呼ばれる
特許技術を使用していると伝えられています。
※「AsicBoost」2014年11月に特許を出願

そして、今回Bitmainマイナーが
「AsicBoost」技術の脆弱性を利用して不正利用を
していることが発覚したと報じられています。

コスト削減できることを不正利用している?だから……、
ビットコインコアが勧めるSegWitに、
反対していることが判明したと伝えられているのです。
↓↓↓

ビットコインコアがすすめる「SegWit」に反対する理由“新たに発覚”

いわゆるAsicBoostという技術を利用し、Bitmainマイナーはビットコインのプルーフ・オブ・ワークのシステム内に存在するループホールを利用したハックが行える。
かたくなにSegWitに反対の立場を取っていたCEOのJihan Wu氏だが、ソースによればその理由として彼がSegWitに反対するだけの利益があるからだということが発覚している。

しつこいようですが、
今のビットコインの(ブロックチェーン)ブロックは上限1MB。
上限に達すると言われており早くブロックサイズを上げないとならない状況です。
そのため、ビットコインコア側では「SegWit」を実装する案を上げていますが、
分裂側とされるビットコインアンリミテッド(Bitcoin Unlimited)が、
「Segwit」の実装に反対していると報じられています。

その反対の理由は様々取り上げられていましたが、
今回明らかにされたのが、「Segwit」を採用すると
簡単に言えば、
「AsicBoost」技術での不正利用利益を得られなくなるからだというのです。

この脆弱性は当初BlockstreamのGreg Maxwell氏によって発見されてCoreメンバーに通達されている。

ただし、別件の記事では
「不正」ではなく、
マイナーが失業、すなわち収益を得られなくなるとも報じられています。↓↓↓

マクスウェルによれば、Bitmainのジハン・ウーCEOはこの事実を理解しており、ASICBoostのアドバンテージがSegwitの採用によって失われるため、反対しているとのことだ。Bitmainは世界の7割近くのASICを製造しており、互換性が失われると多くのマイナーが失業に追い込まれる恐れがある。

しかし、ここでも脆弱性については記述されています。

【 脆弱性 】

ビットコインのマイニングでは、80バイトのブロックヘッダーを繰り返しハッシュ計算することでマイナーの仕事を証明し、その対価として一定の報酬を得る仕組みになっている。

細かい内容を省きますが、↓↓↓

このうち64ビットは新しいブロックが発見されるまで変わらず、またターゲットは2週間不変のため、マイナーは残り12ビットを計算すればよい。
マクスウェルの指摘によれば、こうした技術は一部のマイナーを極度に有利にし、年間1億ドル相当(110億円)の利益をもたらすという。

まとめ

Bitmainのジハン・ウーは、依然SegWitに反対する姿勢を取っており、「SegWitではなく、BUとも互換性のあるExtension Blockは歓迎する」とTwitter上で述べていた。

仮想通貨のジャーナリストも言及しています↓↓↓

”完全にASICBOOSTがブロックされることを強く望んでいる我々の誰もが、力を合わせて、例えプロトコルの向上を阻害することになる可能性があったとしても、秘密を暴露し懸念を分散することで保護措置を取ることができます。”と、同氏は語った。
Tone Vaysなどのコメンテーターも、Maxwell氏の発見を賞賛し、”SegWit支持の声をより大きなものにする材料になる”として、問題を解決するよう要請している。
まとめに……

まとめに……

SegWitの問題点、そして今回報道されたAsicBoostの脆弱性。
ビットコインの技術問題はまだまだ続くのか、分裂の危機を含めて全てがGOサインをだせる満場一致となる案件は難しいのかもしれません。
どこでどう動くのかは、引き続き情報に注意して見守るところでしょうか。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 4313 view

仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
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20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
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