今回の事件を報道している各誌(日本経済新聞ほか)から
現在の状況をお届けいたします。

香港では別の取引所も被害にあったばかりです。
過去の事件と対応についてもあわせてご紹介いたします。

香港を拠点とする仮想通貨取引所、ビットフィネックスは、3日までに顧客口座からビットコインがハッキングによって盗まれたと発表した。被害額は合計で約6500万ドル(約65億円)相当。発表を受けて、ビットコインの対ドル相場は一時、20%以上急落した。

詳細は調査中とのことですが、顧客のBitcoinが盗まれたのは各誌同じ報道です。
他の仮想通貨資産には影響は無いようだと伝えられています。

ビットフィネックスはドル建てのビットコイン取引所としては最大手。同社は取引を全面停止し、捜査当局と協力して被害を受けた顧客口座の特定や原因究明を急いでいる。外部からの不正侵入か内部の犯行かは現時点で不明。取引の再開時期は未定だ。

Bitfinex(ビットフィネックス)は、香港にある世界最大級のBitcoin為替両替所。
当然ですがビットコインが大量に集まる場所を狙いにきたのかはわかりません。
万一内部の犯行であれば、日本で起きた事件を思い出します。

※日本では法案が通っており取引所の登録が厳しくなっています。

ビットコインを巡っては2014年にMTGOX(東京・渋谷)が運営する取引所、マウントゴックスで約500億円相当のビットコインや顧客からの預かり金が消失する事件が発生した。後にフランス国籍の社長が犯行に関与した容疑で逮捕された。

Bitfinexの現在と今後の対応

同取引所では現在サービスが停止されており、トレードや入出金はできない状況となっている。
「セキュリティー上の侵入が見つかったため、取引は停止した」とするメッセージが表示され、取引画面はおろか、ログイン画面にもアクセスができない状態となっている。

調査は続いている様子ですが、事件の真相と今後の再開には
少し時間がかかるかもしれないと思われます。

ウェブページに掲載されている告知によると、このハッキングによるそれぞれの顧客のアカウントへの影響を調査しており、場合によっては18:00UTC (日本時間で朝の3時) の時点で証拠金取引を確定させ清算する可能性もあると示唆されている。

実は2度目のハッキング標的

Bitfinexは2015年の5月下旬にもハッキングの標的になっている。当時のニュースでは顧客の資産の99.5% が安全なマルチシグウォレットに保管されているため、影響を受けたのはホットウォレットに入っていた0.5%にとどまっていた。

同じ状況でハッキングされたとあれば2度目の事件は問題視される可能性あります。
システム上の問題なのか続くことに何か見えない問題があるのか慎重な回答が必要です。
事件の真相によっては内部的な点にまで言及される恐れも否めません。

香港では今年他のビットコイン取引所も被害にあっている

今回は、香港にある世界最大級のビットコイン為替両替所のBitfinexの事件ですが、
今年2016年5月に同じく香港の取引所Gatecoinがハッキング被害にあっています。

香港に拠点を置くビットコイン取引所のGatecoinがハッキング被害に遭い、Gatecoinにて保管していた顧客の仮想通過資産の15%が被害に遭ったことが明らかになった。
今回のGatecoinの発表によると、Gatecoinはマルチシグのコールドウォレットにて顧客の仮想通貨資産を管理しているが、今回の不正アクセスによってイーサ(ETH)の入金時にホットウォレットへ直接イーサを保管するようにシステムを書き換えられたとしている。

そのため、Gatecoinが普段ホットウォレットにて管理している仮想通貨5%以上に被害が及んだとのこと。

今回の被害額の合計は200万ドルほどで、Gatecoinが管理している顧客の仮想通貨資産の15%であり、仮想通貨としてはイーサで185,000ETH、ビットコインでは250BTCとなった。

この後、当時のCTOを解雇したうえで、
システムセキュリティに精通した新たなCTOを迎えました。

そして、7月には再開に向けて動きがありました。
50万ドルの資金調達を行うと発表されましたが
細かい詳細は報道されていません。

今回のBitfinexは知るだけでも2回目であり、
被害金額から考えると、
どのくらい時間がかかるのか、
再開できるのか心配されます。

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仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
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