金融ショックは時に、グローバル市場を混乱に陥れ、銀行家や投資家を失意の底に突き落とす。

突然の発表「インド高額紙幣使用禁止」混乱が始まる

インドのモディ首相は8日夜、テレビ演説にて高額紙幣の1千ルピー(約1600円)札と500ルピー(約800円)札を演説の約4時間後から無効にすると突然発表。
偽造紙幣、汚職などの根絶を目的にしているようで、旧紙幣は10日以降一旦銀行預金してから新紙幣として出金できるようだ。

▼▼▼動画は発表後のATMへの殺到様子。
利用不可になる紙幣をATMに預けてしまおうという人々。

Atm Stops All over india-New 2000 Rupee note deposit - YouTube

出典:YouTube

この影響は、金融ショックのそれよりも偏っている。野菜や米の購入や、人力車の利用が困難になった。また、いわゆる「地下経済」に関わる数億人のインド人にとっては、商行為の停止を意味する。

同時に問い合わせが殺到している「仮想通貨ビットコイン」

これによりビットコインプロバイダーへの問い合わせが殺到したようだ。
インドのビットコインプロバイダーであるZebpayはオペレーターを増員し顧客の電話に対応。KYCプロセスを受けないとビットコインの売買は行えないことを説明した。問い合わせを行った多くの顧客から失望の声が相次いだようだ。

KYCプロセスは具体的には段階をふんだ認証手続きとなります。すでに手続きすみであれば、仮想通貨を購入することができた人々が増えていたと思われます。

同じくインドのビットコインスタートアップUnocoinも同じような状況に陥り、1日に数件だった問い合わせが8日以降殺到しているという。こちらでも同じく個人認証を行っていない顧客はビットコインの売買は行えない。

インド高額紙幣を使用禁止とした理由

高額紙幣の2紙幣は、インドで主に使われる
「7種類の紙幣」の総価値9割弱を占めており、
報道では使用禁止した合計流通枚数は230億枚にもおよぶと伝えられています。

今回の使用禁止を発表した理由は▼▼▼

企業や富裕層らが脱税のため現金でため込む不正資金をあぶり出すのが目的だけに、即時禁止とする必要があった。
銀行口座を介さない地下経済の「ブラックマネーは推定で国内総生産(GDP)の20~45%」(米バンクオブアメリカ・メリルリンチ)に及ぶ。

使用可能な新札ルビーへの交換開始

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仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
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20年近く勤務してきました。

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