「仮想通貨ビットコインはクレジットカードの脅威となる」
協議会で交わされたレポートが発表されました。
しかし、ある大手カード会社はブロックチェーンを活用しようとしています。
脅威となるとしながらも技術を取り入れる矛盾。
そこには「共存競争」というキーワードがありました。

集まった協議会で認められる発言を聞くと、
仮想通貨はこの先も「消滅」することなく、
成長し続けることになると感じるのではないでしょうか。

レポートの概要「仮想通貨ビットコインがもたらすもの」

スペインのサンタンデール銀行は9月6日、「ビットコインはクレジットカードの脅威となる」とのレポートを発表した。
ブロックチェーン技術がコスト削減に成功すれば、VisaやMaster Cardといった国際大手クレジットブランドに恩恵をもたらす反面、
発行元であるクレジット業者やSWIFT(国際銀行間通信協会)などは苦戦を強いられる可能性が高いと結論づけている。

銀仮想通貨ビットコイン VS 銀行とクレジットカード会社

このレポートはサンタンデール銀行が8月23日に主催した、協議会で交わされた内容をまとめたものだ。

「協議会参加者の顔ぶれは」
・サンタンデール研究所 ・サンタンデール投資証券 ・南米最大のビットコイン取引所 ・ブラジルのメルカード・ビットコイン ・地元の投資家 

サンタンデールはビットコインの全面的な普及が長期戦となることを認めると同時に、
「時としてテクノロジーは閃光のように普及する」と、時間の問題であるとの見解をほのめかしている。
今後仮想通貨がメインストリームになった場合の、カード加盟店管理業者、カード発行会社、両替業、銀行に関連するリスクと機会についてまとめられている。中でも最もリスクがあるとされるのがカード発行会社と加盟店管理業者のようだ。

レポートの中で触れられている利点の比較があります。
“仮想通貨ビットコイン決済 VS 従来のカード決済”

対決の詳細は、「決済速度」「手数料」「取引処理コスト」ほか、
利用時に発生する様々な点で、仮想通貨ビットコインが優位だと報告されています。

リサーチャーのHenrique Navarro氏とBruno Mendonca氏は「端的に言えば今後ビットコインなどを用いた低コストの迅速な取引は将来的にクレジットカード、デビットカードのビジネスモデルに大きなリスクになると考えられる。

特にカード発行会社、加盟店管理業者のサービスにかかる

・時間の掛かるトランザクション(複数の処理や取引)
・オペレーションコスト(機器システムの運転・操作費用)
・ともなう関連費用
・税金
などを考えると、仮想通貨ビットコインの優位な利点や普及は、
現状に対し更なる打撃になると考えられます。

繰り広げられる「共存競争」

またビットコイン取り扱い企業も着実に増加傾向にあり、2014年10月の時点ですでに6万4000社を突破したと報告されている。
ビットコイン市場の拡大とともに、決済産業に激震が走ることは確実だ。

クレジットカード会社

クレジットブランドにとってはコスト削減という重要な恩恵が期待できるものの、特にシエロ(ブラジル最大のカード発行会社)に代表されるクレジットカード業者や、ビットコインに圧迫される可能性が高いとサンタンデールは見ている。
ブロックチェーンとの共存の道を選んだVisaなどのブランドと、あくまでカードの発行元である業者では、まったく異なる未来が待ち受けているというわけだ。

Visaが行ったインターバンク・ペイメントについても言及されているといいます。
以前、ご紹介させていただいていますが、昨年「ビットコイン決済は未来がある」と、Visa幹部が発言していました。共存することに対しても前向きに話しており、ブロックチェーン活用にも早々に取り組みを開始しています。

銀行関係

最近では金融関係でも実験が
進められているブロックチェーン技術。
報告には、銀行への影響についても伝えられています。

しかし同じカード発行元でも銀行となるとまた話が別のようで、時代にとり残されることをいち早く懸念した大手銀行は、次々にブロックチェーンに関する研究を進めている。
「ブロックチェーンのコンセプトは銀行におけるお金の取引を根底から変え、分散型のコンピューターネットワークの力を活用して銀行間の難しく、時間と費用のかかる取引に変革を起こす可能性を持っている。

そして、この変革を起こす大きな可能性があるとされるのは「IT」「取引コスト」「莫大なバックオフィス」「資金需要」
※バックオフィスとは、銀行でいえば、行内の部門のうち、顧客に接する部門や本業の中枢を担う部門をサポートするバックエンド側。間接的な業務を行う場所になります。

まとめ

つまりクレジットカード産業においても、存続をかけた「共存競争」が繰り広げられているといったところだろう。
今後、グローバル・インターバンク・ペイメントの先駆者として君臨するSWIFTの優位性を揺るがす可能性があると考えている。

SWIFT(スイフト)とは、略語で金融業界用語でいうと、「国際銀行間金融通信協会」とも訳されます。世界各国の金融機関などに安全化されたサービスや通信メッセージを提供。

まとめに…

まとめに…

VISAの幹部が述べていた内容の中に、仮想通貨ビットコインは「通貨」としての観点から見て、VISAなどのクレジットカード会社は、「通貨の運営管理業務」を行っている立場。との住み分けの考え方がありました。
世の中では簡単で低コストで利便性の高いことが求められていきます。
淘汰されていくのはどの時代にもあり、常に共存や新しい取り組みを考えています。

仮想通貨が与える影響は「破滅」ではなく、
「成長」と「変革」だと感じれば、
この先も失われることなく活躍する通貨になりうるかもしれません。

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仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
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