
FinSum開催! 仮想通貨が変える|3メガバンクの変革を初心者向け
日本の3メガバンクの4~6月最終は、マイナス金利が響き利益3割減の報告。そして経費削減されるといわれる仮想通貨・ブロックチェーン・フィンテックへの取り組みが激化しています。大手金融機関の経営のあり方、消費や資産運用など個人のライフスタイルまでも変わりそうな様子です。瞬きをしている間に世の中がわかっていきます。初心者さんむけに今の金融業がどんな状況になり、今何がおきているのかご紹介します。
今の状況を踏まえ金融庁と日経が国際イベンFinSum(フィンサミ)を
開催する予定まで入ってきました。
あとで読めばいいと流してしまうと、追いつけなくなる勢いです。
今少し出遅れてしまったと感じている初心者さんむけに、
日本経済新聞から現在の金融業がどんな状況になり、
何がおきているのかご紹介します。
三菱UFJフィナンシャル・グループなど3メガバンクの2016年4~6月期決算は、連結最終利益が前年同期比で3割程度の減益となったもようだ。日銀が2月に導入したマイナス金利政策の影響で本業の融資業務の収益が落ち込んだ。
三菱UFJ4~6月期の最終利益は1900億円弱(3割減益)
三井住友フィナンシャルグループは1800億~1900億円台(3割減益)
みずほフィナンシャルグループは1200億~1300億円前後(2割減益)
で、いずれも前年同期に比べ減益となったようです。
3メガバンクの減益要因は、いくつか挙げられます。
まずマイナス金利政策に伴い、貸し出しと預金の利回りの差が
縮小したことが響いているといいます。
また、株安・円高により投資家が投資信託などの
購入を控えたことも影響している様子です。
今後の心配として英国がEU離脱により
世界状況の不透明感もあります。
△参考資料:日本経済新聞(会員は全文確認可)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H3Z_W6A720C1EE8000/?dg=1
フィンテックの波が大手金融機関に押し寄せている。
消費や資産運用など個人のライフスタイルも変わりそうだ。
こうした状況を踏まえ、金融庁と日本経済新聞社は9月20、21日、東京・丸の内で、国際イベント「FinSum:フィンテック・サミット」を開催する。国内外の金融当局や金融機関・企業、ベンチャーキャピタルなど幅広い分野の専門家が参加し、議論する。日本やアジアのフィンテックスタートアップの成長を促進するエコシステム(生態系)の整備にもつなげる。
メガバンクの動き
メガバンクが熱い視線を送っているのが、仮想通貨ビットコインに使われる基盤技術「ブロックチェーン」だ。
三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行は世界最大の仮想通貨取引所を運営する米コインベースと資本・業務提携した。コインベースのブロックチェーンのノウハウを使い低価格の海外送金サービスなどを構想する。
独自の仮想通貨「MUFGコイン」を開発するなど新たなビジネスの可能性を探る。
出典:三菱東京UFJ銀行が ついにビットコインに参入!| 仮想通貨取引所コインベースに出資速報 | 仮想通貨まとめ
みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループもSBIホールディングスと共同で、ブロックチェーンを使って海外送金にかかる時間を大幅に短縮するシステムの開発を目指す。
出典:みずほとSBIもブロックチェーン活用実証実験!|第一弾は仮想通貨XRPのRipple(リップル)利用 | 仮想通貨まとめ
三井住友フィナンシャルグループ
三井住友フィナンシャルグループも国立情報学研究所や近畿大学などと連携してブロックチェーンの共同研究を進めている。
メガバンクが抱く恐怖
メガバンクの背中を押しているのはフィンテックに乗り遅れることへの危機感だ。仮想通貨を使った格安で迅速な送金サービスは世界各国で広がっており、既存の銀行の領域を侵食しつつある。
「顧客サービス改善につながる技術を積極的に取り込む」。三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長は貪欲な姿勢を示す。
水面下で動いていた銀行もありますが、急速化したのは、
やはり今年5月の仮想通貨法案とともに10年以上ぶりの銀行法改正からですね。
ようやくフィンテック企業への出資制限が緩和されたのが大きな追い風です。
数か月たちますが、法改正を号砲に
地方銀行も含めて毎日記事をあげることができないほど
各銀行の開発競争や参加や協働への動きは激しさを増しています。
メガバンクだけじゃない「保険分野も」
取り込みに躍起なのはメガバンクだけではない。地銀では千葉銀行など6行が日本IBMと共同出資会社を設立、フィンテックの研究や商品開発で協力体制を築いた。長野県の八十二銀行など7行も研究会を設けた。
実は上記だけではありません。地方銀行の話題は、
小さい記事で取り上げられることがありませんでしたが、
フィンテックの話題が激化していたころには、
各地方銀行の取り組みを読むことが毎日でした。
保険の分野では契約者の健康情報などのビッグデータを保険商品に生かせないかを模索している。
関連するまとめ

インド高額紙幣の無効廃止から|“殺到”する仮想通貨ビットコインへの問い合わせ
インドのモディ首相が8日夜、高額紙幣の千ルピー(約1,600円)札と2番目に高額の五百ルピー(約800円)札…
仮想通貨まとめ編集部の志水 / 9868 view

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。
投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。
ブロックチェーンにほれ込んで
仮想通貨の世界から抜けられなくなりました。
この世界は大きく変わるものと確信し、
変革の時代に立ち合えると思っています。
数字は過去を知り、
未来を想像する材料になります。
有益な情報を共有できる
言葉の情報発信を目指しています。
サンワード貿易さん主催の
仮想通貨セミナー講師登壇満員御礼!
ありがとうございました。
仮想通貨だけではなく、投資そのものに焦点をあて、
4月より個人的に新しい講座や企画をご紹介することになりました。
お友だちだけにご案内させていただきます。
LINE@『 @megumi.shimizu 』お友だち追加もお待ちしています。
フィンテック=金融とテクノロジー(IT)の融合