この事件は誤ったというよりも難しすぎて誤解された報道がありました。
事件の真相は、以前当サイトでもご紹介しておりますが、
THE DAO事件で仮想通貨イーサEthereum不正送金(ハッカー)がありました。
この対応をめぐってはコミュニティーの意見がどうまとまるか注目され、
イーサリアムのハードフォークに圧倒的な賛成で行われたように見えました。

しかし、今回反対派ともいわれるところでイーサリアム・クラシックが誕生し、
現在暗号通貨ランキングで6位~8位の位置につけ脅威になるのかと取り上げられています。
今回のクラシック誕生から、イーサリアムを抜くのか?
ビットコイナーの意見もまとめてご紹介いたします。

イーサリアム(Ethereum)の成功と思われたハードフォーク

イーサリアムのハードフォークは、ほぼ100%近い人が賛成するという圧倒的な形でスムーズに行われたように見えた。
ほぼすべてのマイナーが新クライアントに移行し、ハードフォークは完全に成功を収めたかのように思えた。

しかし、ブロックチェーンの改ざん不能性が重量だと主張している
少数派が立ち上げたといわれるイーサリアム・クラシックETC(Classic Ether)が…

イーサリアム・クラシックは、ハードフォークに賛成していない人が立ち上げたプロジェクトだ。DAOの救済を否定し、中央の介入を否定する。分散型、検閲の否定といった理念を掲げている。
少数の人が抵抗のために立ち上げたと思われたイーサリアム・クラシックは、当初ハッシュパワーの1%程度を得ただけで、そのまま消滅すると思われた。

簡易版:イーサリアムのハードフォークとは

1,920,000番目のブロックに到達した時点でThe DAOに関係する最大1200万ETH(ハッカーのDarkDAO、味方のWhiteDAOに入っていた分等の総額)を返還用DAOのリカバリーコントラクトに移動させた。フォーク自体はスムーズに実行され、85%は「フォーク」でマイニングされている。
ハード・フォークになると、互換性がなくなるので、すべての参加者への仕様変更を余儀なくされます。つまりネットワークプロトコルに直接変更が加えられるため、期限までに対応していないクライアントは正規のブロックチェーンから隔絶されてしまいます。

適切ではありませんが簡単にいうと、TheDAOのままですとお金になりませんね。だからこそTheDAOからイーサリアム(ハードフォーク)に、不正に移動さた者(ハッカー)がいます。ただ移動したからといって、すぐにれたイーサを使うことができないようになっています。27日間待つことになっているために、イーサを使われる前に考えられる二つのうちのひとつであるハード・フォークで対応したわけです。移動されなかった別世界(チェーン)を作ってしまう方向をとったということです。
※詳しくは関連記事の2ページにご紹介していますので、よろしければご覧くださいね。

仮想通貨イーサリアム・クラシック(Ethereum Classic)が反撃

イーサリアムの取引高で世界最大の規模を誇る暗号通貨専門取引所「Poloniex」がイーサリアム・クラシックを取り入れたことで、ハードフォーク以前のイーサが取引可能になったのだ。同取引所においては、現在イーサリアム(通貨コード:ETH)とイーサリアム・クラシック(通貨コード:ETC)のいずれも取引可能であり、それぞれが同取引所において最も人気のある取引ペアとなっている。
ヴィタリック氏のアイデアに基づき、オジリナルのイーサリアムを実装したGavin Wood氏は、昨日ツイッターで、Classicクライアントの開発を行うと宣言した。これには、Classicはすぐに消えるだろうと考えていたひとにとって青ざめる話となった。

記事内容の昨日=7月24日

そしてここにきて、かなり驚いたのですが、昨日PoloniexがETCのトレードを開始したことで、ETCのトレードが一気に増加し、今の時点でなんと暗号通貨ランキングで6位の市場規模を持つほどになっています。市場規模は65億円ほどでちょうどNEMと同じくらいの大きさになっており、すぐに死ぬかと思ったEthereum Classicは驚くことに少なくともしばらくは存在し続けることになりそうな展開になっています。現在Ethereumのメインチェーンの5%程度のハッシュレートを持っています。

現在ランキングを確認すると、8位に落ちているものの、
仮想通貨で上位10番以内の入っているのは驚く脅威です▼

仮想通貨イーサリアム・クラシック(Ethereum Classic)の現状

クラシックが、どのようになっていくかは分からないが、オリジナルの開発者の支援をうけ、一定のコミュニティを確保できれば、それなりに存続することになるだろう。仮にも20%くらいのハッシュパワーを得ることも考えられるかもしれない。
イーサリアム・クラシックは非中央集権型の思想を最重要視し、ブロックチェーンの不可逆性、ひいてはスマートコントラクトの非可逆性を追い求めロシア人の開発者Bit Novostiらを筆頭に急遽立ち上げられたプロジェクトだ。
「ブロックチェーンは誰にでも開かれており、何らかの利害関係に影響を受けず中立であり、絶対に不変である。」

だからこそ、利害関係である今回の事件で
ハード・フォークをしたことは、中立ではなく
開発者のためのものだと伝えるところもあります。

また、ハードフォークで、コインが2つに別れた。ハードフォーク以前にETHを保有しているひとは、新版のETHと、クラシック版のETH(ETC)の両方として使うことができる。両方のチェーンで使うことができるという状態になっている。

以前、両論を重ねビットコインが踏みとどまった実験を、
この状況でイーサリアムが行おうとしている状態です。

仮想通貨Bitocoin「ビットコイナー」の意見

自分含めたビットコイナーにとっては、ブロックチェーンとは分散プロトコルであることが全ての前提と最も重要な価値であり、それを毀損する可能性のあるハードフォークは文化的に許容されません。それに対し、Ethereumにとってはそれは必ずしも最も重要なポイントではないようです。

あくまでも分散型で監視する中央の王様的な支配者はいないはず。
それが、この信頼をできる透明性であるはずだったのですが…
しかしこの対応は重要視していないかもしれないと感じる部分ということです。

開発者が安心して多様な分散アプリケーションを作れるプラットフォームを目指しており、それを守るためにはコミュニティーの判断とEthereum Foundationのリーダーシップと信頼によりプロトコルレベルでの変更も辞さないわけです。
それがEthereumにとって長期的に正しい判断・価値観なのかはまだわかりませんが、今回の件でその価値観の差がこれ以上なく明らかになったと思います。Ethereumはビットコインのライバルとかビットコインを超える存在という声もThe DAO崩壊の前には言われたりすることもありましたが、ビットコインとEthereumはそもそも全く異質なもの、そしてその違いは、Ethereumのハードフォーク後これからもっと広がっていくのかもしれません。

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仮想通貨まとめ編集部の志水 / 27008 view

仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
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