カウントダウン27日を切っている…

THE DAOとEthereum(イーサリアム)の関係

仮想通貨Ether(イーサ)のEthereum(イーサリアム)

Ethereumは何かというのを全て説明するのは大変だし、面倒だからしませんが(手抜きw)、ビットコインのような送金だけでなく、もう少し複雑な命令のようなものをブロックチェーン上で実行できるもの、とでも言いましょうか。
ビットコインは比較的シンプルな送金しかできないのに対し、「何々したら何しろ」という条件のようなものの設定と実行をブロックチェーン上で自律的に出来るようにしたのがEthereumです。

DAO(Decentralized Autonomous Organization)

で、肝心のThe DAOは上記のようなEthereumのスマートコントラクトを利用して、事前にブロックチェーン上で決めたルールに従ってみんなのお金を集めて投票し、投票が条件を満たしたら自動的に特定のプロジェクトに投資します。投資の結果利益が出たら、同じく事前にみんなで同意したルールに従って自動的に利益分配されます、といった感じの仕組みです。

スマートコントラクト(smart contract)とは
自動実行される契約といわれています。
・利用する人が金額を投入
・特定を選択する
このふたつの契約条件が満たされた時に、自動的契約を実行するイメージです。

DAOを直訳すると「分散型自動化組織」、つまり組織・会社の分散化、自動・自律化を意味します。DAOは見方を変えればスマートコントラクトの集合、あるいはスマートコントラクトをより長期・永続的に行うものと言えます。

今回の事件がおきた経緯

今回の「盗難された」と言われる資金も、このThe DAOにみんなで集めておいて、勝手に移動されるはずがなかったはず、のお金がコードのバグをつかれて3分の1ほど投票を通さずに勝手に移動されてしまったということです。

真相は、Ethereum自体の問題ではないということのようです。
しかし、The DAOに移動されたのは
プログラムの不具合だというところと、
犯人が移動させたというところでわかれています。▼▼▼

THE DAO上で不可思議なトランザクションが多発し、
ETH(イーサ)が移動されていることが確認されました。

THE DAOでは、スプリットとう機能があり、DAOの運営に賛成ではない時、自分で自分の資金を離脱させ、他のDAOを作ることができる。

現在の状況

ただし、犯人は即座にこのETHを使うことはできない。スプリットによって作られた新しいDAOは、27日後でないと機能しないという仕組みになっているからだ。
つまり、犯人はETHを使うために27日間待つ必要がある。
この27日間の間に、コミュニティは、何らかの対処を迫られる。

Etherを取り戻すこと→実は不可能ではないといいますが、
分散ネットワーク「理念」に反しかねるために対応をどうするかというところになっているようです。

現在の提案対応策

まず、緊急の対応策として、当該DAOアドレスの凍結が提案された。

0x304a554a310c7e546dfe434669c62820b7d83490

このアドレスを使えなくしてしまおうというものだ。これは銀行の口座の凍結にあたる。犯罪者の資産を政府が凍結して差し押さえる、そういうイメージだ。
この更新版を、イーサリアムの採掘者がすべて採用すれば、このアドレスは利用できなくなる。

この対応の問題点▼▼▼

ただし、この状態では、3.6百万ETHは犯人は使えなくなるが、同時に、もともとも所有者(the dao)も利用できなくなる。誰も使えないデッドロックされたお金になってしまうのだ。

更新版を採用した場合「移動されたETHを元に戻せる?」

普通に考えたら不可能である。しかし、たった一つだけ方法がある。それはブロックチェーンのハードフォークだ。

あるチェーンでは3.6百万ETHの移動が実行された現実の世界があります。
しかし、3.6百万ETHは移動が行われなかった別世界(チェーン)を作ってしまうこと。
  ▼ ▼ ▼

関連するまとめ

仮想通貨イーサリアム(Ethereum)も9月下旬ハードフォーク発表|メトロポリス(…

イーサリアム(Ethereum)のハードフォークが9月下旬と発表されました。以前より計画されていた3段階目の…

仮想通貨まとめ編集部の志水 / 23143 view

関連するキーワード

仮想通貨まとめ編集部の志水

税理士事務所兼、マネージメント・財務・
会計・経営・人財コンサル業に
20年近く勤務してきました。

投資も含め、仮想通貨によく似たコインや
権利収入などの相談も受けてきました。

数字は過去を知り、
未来を想像する材料になります。

有益な情報を共有できる
言葉の情報発信を目指しています。

仮想通貨勉強会 東京では
たまに、そっと座っております。
これから知りたい方も、
通貨のコアなファンの方も
ぜひ参加してみてくださいね。


仮想通貨入門講座はこちらから
  ▽【無料】ですよ▽